評価書詳細

項目 内容 添付資料ファイル
評価案件ID kya20230831141 -
評価品目名 乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の改正について -
評価品目分類 微生物・ウイルス -
用途 - -
評価要請機関 厚生労働省 -
評価要請文書受理日 2023年8月31日
評価要請の根拠規定 食品安全基本法第24条第1項第1号 -
評価目的 乳及び乳製品の成分規格等に関する省令を改正するに当たっての食品健康影響評価 -
評価目的の具体的内容 - -
評価結果通知日 2023年12月26日 -
評価結果の要約 現行の規制に基づく衛生管理を前提とすれば、今般の改正によって変更となるリスク管理措置以外は、現状と変わるものではないため、リスク要因となる事はないと考えた。
また、現状の牛乳等に対して、今般の改正による新たなリスク管理措置を導入したとしても、以下に示す理由から人の健康へのリスクが高まるとは考え難い。

・成分規格の改正は、製品中に微生物の増殖を認めないことが確認され、適切な管理の下に製造されたことを検証するものであること。

・殺菌後充填製品及び充填後殺菌製品に係る製造基準及び保存基準の改正は、商業的無菌状態を確保するための条件等を明確化したものであり、「120℃で4分間加熱する方法又はこれと同等以上の効力を有する殺菌方法」は、製品中の微生物に対して十分な加熱殺菌効力を有するものであること。

・記録の保存の改正については、常温で長期間保存する製品の特性を踏まえた上で適正化を図るものであること。
評価結果の要約補足 - -