評価書詳細
項目 | 内容 | 添付資料ファイル |
評価案件ID | kya20200204000 | - |
評価品目名 | 硫酸コリスチン(薬剤耐性菌・第2版) | - |
評価品目分類 | 薬剤耐性菌 | - |
用途 | 動物用医薬品 | - |
評価要請機関 | 食品安全委員会 | - |
評価要請文書受理日 | 2020年2月4日 | - |
評価要請の根拠規定 | 食品安全基本法第23条第1項第2号 | - |
評価目的 | 抗菌性物質が動物用医薬品として家畜等に使用された場合に選択される薬剤耐性菌について | - |
評価目的の具体的内容 | - | - |
評価結果通知日 | 2021年2月2日 | - |
評価結果の要約 | (1)硫酸コリスチンが、動物用医薬品として牛及び豚に使用された結果としてハザードが選択され、牛及び豚由来の畜産食品を介してヒトがハザードにばく露され、ヒト用抗菌性物質による治療効果が減弱又は喪失する可能性は否定できないが、リスクの程度は低度であると考えた。 (2)なお、本評価は2018年に農林水産省によって講じられたリスク管理措置を前提に実施したものである。しかしながら、評価に利用した国内の販売量、耐性率等のデータは2020年7月時点で入手可能であった2018年までのものであり、リスク管理措置を講じた後の変化を十分反映していない。リスク管理措置を講じた後の変化を確認することは非常に重要であるため、リスク管理機関である農林水産省において、適正使用の推進やモニタリング等を継続して実施するとともに、引き続き情報の収集に努めるべきと考える。 (3)薬剤耐性菌については、現時点では詳細な科学的知見や情報が必ずしも十分とはいえず、リスク評価の手法についても最新の知見を踏まえた見直しを随時行うことが重要と考えるため、国際機関における検討状況等を含め新たな科学的知見・情報の収集が必要である。 (令和3年2月2日府食第41号) |
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評価結果の要約補足 | - | - |