評価書詳細

項目 内容 添付資料ファイル
評価案件ID kya20100812489 -
評価品目名 トリフロキシストロビン -
評価品目分類 農薬 -
用途 - -
評価要請機関 厚生労働省 -
評価要請文書受理日 2010(平成22)年8月12日
評価要請の根拠規定 食品安全基本法第24第1項 -
評価目的 農薬の食品中の残留基準を設定するに当たっての食品健康影響評価 -
評価目的の具体的内容 - -
評価結果通知日 2011(平成23)年6月16日 -
評価結果の要約 ストロビルリン系殺菌剤である「トリフロキシストロビン」(CAS No.141517-21-7)
について、各種試験成績等を用いて食品健康影響評価を実施した。
評価に用いた試験成績は、動物体内運命(ラット、ヤギ及びニワトリ)、植物体内
運命(りんご、きゅうり、てんさい及び小麦)、作物残留、亜急性毒性(ラット及び
イヌ)、慢性毒性(イヌ)、慢性毒性/発がん性併合(ラット)、発がん性(マウス)、
2 世代繁殖(ラット)、発生毒性(ラット及びウサギ)、遺伝毒性等の試験成績であ
る。
試験結果から、トリフロキシストロビン投与による影響は、主に肝臓(肝細胞肥大
等)に認められた。発がん性、繁殖能に対する影響、催奇形性及び生体において問題
となる遺伝毒性は認められなかった。
各試験で得られた無毒性量の最小値は、ラットを用いた2 世代繁殖試験の3.1
mg/kg 体重/日であり、この試験の最小毒性量は45.5 mg/kg 体重/日であった。一方、
ラットを用いた90 日間亜急性毒性試験の無毒性量は6.44 mg/kg 体重/日、最小毒性
量は30.6 mg/kg 体重/日、より長期の試験である2 年間慢性毒性/発がん性併合試験の
無毒性量は9.81 mg/kg 体重/日、最小毒性量は29.7 mg/kg 体重/日であった。この差
は用量設定の違いによるもので、得られた毒性所見を検討した結果、より長期の結果
である9.81 mg/kg 体重/日をラットの無毒性量とするのが妥当であると考えられた。
また、ラット以外の無毒性量については、イヌを用いた1 年間慢性毒性試験の5 mg/kg
体重/日が最小であったことから、これを根拠として、安全係数100 で除した0.05
mg/kg 体重/日をADI と設定した。
評価結果の要約補足 農薬抄録 http://www.acis.famic.go.jp/syouroku/trifloxystrobin/index.htm -