メールマガジン　第４９８号

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内閣府 食品安全委員会ｅ−マガジン　第498号　平成29年4月26日
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(今号の総文字数:約4,500字)

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┃今週の話題┃
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★内閣府食品安全委員会専門委員の募集について
https://www.fsc.go.jp/osirase/professional_commissioner_recruitment0425.html

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【目次】
1.食品安全委員会などの開催結果
[1]第647回食品安全委員会
★評価の要請
・農薬 2品目
・遺伝子組換え食品等 2品目

★評価結果の通知
・農薬「エトフェンプロックス」
・清涼飲料水「亜鉛」
・清涼飲料水「鉄」
・清涼飲料水「カルシウム・マグネシウム等（硬度）」

★ＢＳＥ対策に関する調査結果等について

[2]専門調査会
・第121回肥料・飼料等専門調査会
・第114回新開発食品専門調査会(非公開)
・第4回評価技術企画ワーキンググループ
・第159回遺伝子組換え食品等専門調査会(非公開)
・第147回農薬専門調査会幹事会

2.食品安全委員会などの開催案内
・第648回食品安全委員会

3.お知らせ(食品安全等に関するメールマガジンのご案内)

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1.食品安全委員会などの開催結果
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■第647回食品安全委員会
日時:平成29年4月25日(火) 14:00〜15:04
傍聴者:10名
議事概要:
(1)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見の聴取に関するリスク管理機関からの説明について
[1]農薬 2品目（{1}はポジティブリスト制度関連）
{1}ピレトリン
{2}フルジオキソニル
・厚生労働省からの説明
・{1}農薬専門調査会において審議することとなった。
・{2}今後、委員会において審議を行い、必要に応じて評価書を改訂することとなった。
＊{1}殺虫剤で、キャベツ、茶等に使用します。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準（いわゆる暫定基準）が設定されています。
＊{2}殺菌剤で、稲、トマト等に使用します。今回、わけぎ、ブロッコリー等への適用拡大申請がされています。

[2]遺伝子組換え食品等 2品目
{1}ＡＲＧ−Ｎｏ．４株を利用して生産されたＬ−アルギニン
{2}ＲＦＥＳＣ０２株を利用して生産されたリボフラビン
・厚生労働省からの説明
・遺伝子組換え食品等専門調査会において審議することとなった。
＊{1}栄養補給や調味料等に使用される食品添加物です。
＊{2}栄養強化や着色料として使用される食品添加物です。

(2)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見について
【食品健康影響評価】
以下の審議結果が了承され、リスク管理機関(厚生労働省)へ通知することとなった。
[1]農薬「エトフェンプロックス」
・一日摂取許容量（ADI）を0.031mg／kg体重／日、急性参照用量（ARfD）を1mg／kg体重と設定する。
[2]清涼飲料水「亜鉛」
・食品衛生法に基づく「ミネラルウォーター類（殺菌・除菌有）」及び「ミネラルウォーター類（殺菌・除菌無）」の成分規格に亜鉛の項目を規定しない場合、ミネラルウォーター類からの亜鉛摂取によって健康影響が生じる可能性は低いと考えられる。なお、高濃度の亜鉛を含むミネラルウォーター類が存在する可能性も排除できないことから、リスク管理機関はミネラルウォーター類の亜鉛の検出状況の把握に努めるべきである。
[3]清涼飲料水「鉄」
・食品衛生法に基づく「ミネラルウォーター類（殺菌・除菌有）」の成分規格に鉄の項目を規定しない場合、ミネラルウォーター類からの鉄摂取によって健康影響が生じる可能性は低いと考えられる。
[4]清涼飲料水「カルシウム・マグネシウム等（硬度）」
・食品衛生法に基づく「ミネラルウォーター類（殺菌・除菌有）」の成分規格にカルシウム・マグネシウム等（硬度）の項目を規定しない場合、ミネラルウォーター類からのカルシウム及びマグネシウムの摂取によって健康影響が生じる可能性は低いと考えられる。なお、マグネシウムについては、通常の食事以外からのマグネシウムの摂取が過剰にならないよう留意する必要がある。

＊[1]殺虫剤で、稲、キャベツ等に使用します。今回、さやいんげん、葉しょうが等への適用拡大申請がされています。
＊[2]人体の必須元素であり、溶出亜鉛濃度が1mg/リットルを超えると、白濁したり、お茶の味が悪くなったりします。自然水中にはほとんど無く、鉱山・工場排水、給水管に由来します。
＊[3]人体の必須元素であり、多量に含まれると赤水となり、色、濁り、金属臭味がつき、布地などを着色します。自然水中に広く存在し、鉱山・工場排水、給水管に由来します。
＊[4]高濃度で味覚を損ない(渋味)、石鹸の泡立ちを阻害します。自然水中に広く存在し、工場排水、下水、海水、浄水処理由来します。

(注)＊の記述は、物質の概要です。

(3)ＢＳＥ対策に関する調査結果等について
・厚生労働省及び農林水産省から報告

詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20170425fsc

■専門調査会【肥料・飼料等】【新開発食品】【評価技術企画WG】【遺伝子組換え食品等】【農薬】
○第121回肥料・飼料等専門調査会
日時:平成29年4月20日(木) 10:00〜11:35
議題:ブチルヒドロキシアニソール
https://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20170420ff1

○第114回新開発食品専門調査会(非公開)
日時:平成29年4月20日(木) 14:00〜15:43
議題:ガセリ菌SP株ヨーグルト
https://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20170420sh1

○第4回評価技術企画ワーキンググループ
日時:平成29年4月21日(金) 10:00〜11:07
議題:今年度のワーキンググループの進め方
https://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20170421so1

○第159回遺伝子組換え食品等専門調査会(非公開)
日時:平成29年4月21日(金) 14:00〜15:54
議題:（RITE-A5株を利用して生産されたL-アラニン、GLU-No.9株を利用して生産されたL-グルタミン酸ナトリウム、除草剤グリホサート耐性トウモロコシEvent VCO-01981-5（食品・飼料））
https://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20170421id1

○第147回農薬専門調査会幹事会
日時:平成29年4月21日(金) 14:00〜15:48
議題:(プロピコナゾール、ジクロルプロップ、デスメディファム、フェニトロチオン、フェンブコナゾール、2,4-D)
https://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20170421no1

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2.食品安全委員会などの開催案内
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■第648回食品安全委員会
日時:平成29年5月9日(火) 14:00〜
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成29年5月2日(火) 15:00頃にホームページに掲載予定

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3.お知らせ(食品安全等に関するメールマガジンのご案内)
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■食品安全エクスプレス(毎日)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/johokan/mail_magagine.html

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