メールマガジン 第492号

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内閣府 食品安全委員会e−マガジン 第492号 平成29年3月8日
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(今号の総文字数:約5,400字)
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┃今週の話題┃
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★食品に関するリスクコミュニケーション
「食品の安全を守る取組 〜農場から食卓まで〜 」開催及び参加者の募集について(東京)
http://www.fsc.go.jp/koukan/annai/syokuhinanzen_osakatokyo_201703.html

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【目次】
1.食品安全委員会などの開催結果
[1]第641回食品安全委員会

★食品安全基本法第11条第1項第1号の食品健康影響評価を行うことが明らかに必要でないとき

★食品安全基本法第11条第1項第1号の食品健康影響評価を行うことが明らかに必要でないとき及び食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見の聴取に関するリスク管理機関からの説明について

★添加物専門調査会における審議結果

★農薬専門調査会における審議結果

★評価結果の通知

[2]専門調査会
・第62回農薬専門調査会評価第三部会(非公開)

2.食品安全委員会などの開催案内
・第642回食品安全委員会
・専門調査会

3.お知らせ(食品安全等に関するメールマガジンのご案内)

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1.食品安全委員会などの開催結果
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■第641回食品安全委員会
日時:平成29年3月7日(火) 14:00〜15:32                            
傍聴者:11名
議事概要: 
(1)食品安全基本法第11条第1項第1号の食品健康影響評価を行うことが明らかに必要でないときについて
・食品衛生法(昭和22年法律第233号)第11条第1項の規定に基づき定められた食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号)の清涼飲料水のヒ素の試験法からのグットツァイト法の削除
・厚生労働省から説明。
・食品安全基本法第11条第1項第1号の食品健康影響評価を行うことが明らかに必要でないときに該当することが確認された。

(2)食品安全基本法第11条第1項第1号の食品健康影響評価を行うことが明らかに必要でないとき及び食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見の聴取に関するリスク管理機関からの説明について
・添加物1案件
・食品添加物公定書の改正に伴う「食品、添加物等の規格基準」の改正等に関する事項について
・厚生労働省から説明。
・照会案件については、食品安全基本法第11条第1項第1号の食品健康影響評価を行うことが明らかに必要でないときに該当することが確認された。リスク評価の要請があった品目については、食品安全基本法第11条第1項第2号の人の健康に及ぼす悪影響の内容及び程度が明らかであるときに該当することが確認された。

(3)添加物専門調査会における審議結果について
【審議結果の報告と意見・情報の募集】
[1]「添加物(酵素)に関する食品健康影響評価指針」
[2]「加工助剤(殺菌料及び抽出溶媒)の食品健康影響評価の考え方」
・取りまとめられた評価指針(案)及び評価の考え方(案)について、意見・情報の募集手続きに入ることが了承された。

(4)農薬専門調査会における審議結果について
【審議結果の報告と意見・情報の募集】
[1]「クロラントラニリプロール」
[2]「フルチアニル」
[3]「プロシミドン」
・取りまとめられた評価書(案)について、意見・情報の募集手続きに入ることが了承された。
*[1]殺虫剤で、キャベツ、だいず等に使用します。今回、せり科葉菜類(パセリを除く)及びパセリへの適用拡大申請がされています。
*[2]殺菌剤で、きゅうり、なす等に使用します。今回、ミニトマト、かぼちゃ等への適用拡大申請がされています。
*[3]殺菌剤で、だいず、ばれいしょ等に使用します。今回、ズッキーニへの適用拡大申請がされています。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)が設定されています。

(5)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見について
【食品健康影響評価】
以下の審議結果が了承され、リスク管理機関(厚生労働省)へ通知することとなった。
[1]農薬「キャプタン」
・一日摂取許容量(ADI)を0.1 mg/kg 体重/日、一般の集団に対する急性参照用量(ARfD)を3 mg/kg 体重、妊婦又は妊娠している可能性のある女性に対する急性参照用量を0.3 mg/kg 体重と設定する。
[2]農薬「フェンキノトリオン」
・一日摂取許容量(ADI)を0.0016 mg/kg 体重/日と設定し、急性参照用量(ARfD)は設定する必要がないと判断した。
[3]農薬「フロメトキン」
・一日摂取許容量(ADI)を0.008 mg/kg 体重/日、急性参照用量(ARfD)を0.044 mg/kg 体重と設定する。
[4]農薬「ホルペット」
・一日摂取許容量(ADI)を0.1 mg/kg 体重/日、妊婦又は妊娠している可能性のある女性に対する急性参照用量を0.1 mg/kg 体重と設定し、一般の集団に対する急性参照用量(ARfD)は設定する必要がないと判断した。
[5]農薬「マンジプロパミド」
・一日摂取許容量(ADI)を0.05 mg/kg 体重/日と設定し、急性参照用量(ARfD)は設定する必要がないと判断した。
[6]農薬「メピコートクロリド」
・一日摂取許容量(ADI)を0.3 mg/kg 体重/日、急性参照用量(ARfD)を0.3 mg/kg 体重と設定する。
*[1]殺菌剤で、はくさい、うめ等に使用します。小麦、りんご等への適用拡大申請がされています。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)が設定されています。また、飼料中の残留基準の設定が要請されています。
*[2]除草剤で、移植水稲への新規登録申請がされています。
*[3]殺虫剤で、だいこん、はくさい等への新規登録申請がされています。
*[4]殺菌剤で、トマト、ぶどう等への新規登録申請がされています。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)が設定されています。
*[5]殺菌剤で、だいず、トマト等に使用します。今回、えだまめ、いちじく等への適用拡大申請及びばれいしょへのインポートトレランス申請がされています。
*[6]植物成長調整剤で、ぶどうに使用します。今回、ぶどうへの適用拡大申請がされています。ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)が設定されています。

(注)*の記述は、物質の概要です。

詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20170307fsc

■専門調査会【農薬】
○第62回農薬専門調査会評価第三部会(非公開)
日時:平成29年3月2日(木) 14:00〜17:27
議題:(ジクロルプロップ)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20170302no1

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2.食品安全委員会などの開催案内
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■第642回食品安全委員会
日時:平成29年3月14日(火) 14:00〜
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成29年3月9日(木) 15:00頃にホームページに掲載予定

■専門調査会【農薬】【汚染物質等】【微生物・ウイルス】
○第62回農薬専門調査会評価第一部会(非公開)
日時:平成29年3月9日(木) 14:00〜
議題:(シペルメトリン)
http://www.fsc.go.jp/senmon/nouyaku/annai/nouyaku_annai_hyouka1_62.html

○第2回汚染物質等専門調査会
日時:平成29年3月10日(金) 11:45〜
議題:平成26〜27年度食品健康影響評価技術研究「食品中ヒ素の代謝物ジメチルモノチオアルシン酸の発がん性に関する研究」報告
http://www.fsc.go.jp/senmon/osen_tou/annai/osen_annai_2.html

○第68回微生物・ウイルス専門調査会 
日時:平成29年3月10日(金) 14:00〜 
議題:平成28年度食品安全確保総合調査「カンピロバクター属菌及びノロウイルスのリスク評価の検討に関する調査」の調査結果報告
http://www.fsc.go.jp/senmon/biseibutu_virus/annai/biseibutu-virus_annai_68.html

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3.お知らせ(食品安全等に関するメールマガジンのご案内)
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[お知らせ]
■食品安全委員会e-マガジン第493号は、平成29年3月15日(水)配信予定です。

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