調査情報詳細

評価案件ID cho2004033001a
評価案件 食品のリスク管理の実施状況等に関する調査
資料日付 2004年3月31日
分類1 化学物質
分類2 農薬
事業概要 1 食品中のパツリンの分析法の開発調査
 形態が異なる種々の食品からバツリンを適切に抽出し、検出する方法を開発する。本調査では以下の食品について、パツリンの分析法の開発を行った。果汁(ベリー類)及びその加工食品(ソース頬、ゼリー類、ジャム類、シリアル類及び離乳食)、リンゴ果汁を含む加工製品(ソース類、ゼリー類、ジャム類、シリアル類及び離乳食)、穀物(米及び麦)及び野菜ジュース。
2 リンゴジュース等に含まれるパツリンの汚染実態調査
 国内に流通しているリンゴ果汁を含むジュース類に含まれるパツリンの汚牡状況を調査する。国内に流通しているリンゴ果汁150検体について、国際公定法(AOAC)に基づいた分析法を用いてパツリンの分析を行った。
3 食品中の残留農薬のモニタリング調査
 本調査は、食品に含まれる人の健康に影響を及ぼす恐れのある要因のうち、農薬に関し実態調査を実施するものである。食品安全委員会で食品健康影響調査を行った農薬について、実際に市場に流通している食品を通常行われている調理方法で調理を行った後、各食品に含まれる農薬の一日当たりの量を計算するいわゆるマーケットバスケット調査により、国民が日常の食事を介して食品に残留する農薬をどの程度摂取しているのかを把握する。なお、調査を行う農薬はEPN、オキサジクロメホン、クロルピリホス、ジクロシメット、ファモキサドン、フェノキサニル、フェノキサプロップエチル、フェンピロキシメート及びフルミオキサジンである。
4 市販牛乳及び脱脂粉乳中における牛の性ホルモンの含有量実態調査
 国内に流通している牛乳及び脱脂粉乳中に含有される牛の性ホルモン(17α及び17β-エストラジオール、エストロン、エストリオール並びにプロゲストロン)の含有量を調査する。
事業名 食品安全確保総合調査
実施機関 食品安全委員会
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