Q&A詳細

評価案件ID mob20120300015
タイトル 食品の『賞味期限』の表現について
公表日 2012年11月1日
問い合わせ・意見 賞味期限の言葉の意味の浸透が未だ不十分であり、廃棄される食品が多い。賞味期限という表現を再検討したらどうか。また、表示されている賞味期限を、現実的な期間にする必要がある。
問い合わせ・意見分類 食品安全委員会活動一般関係
コメント元 消費者庁
コメント 食品の期限表示制度については、品質が急速に劣化する食品には、安全性を欠くこととなるおそれがない期限として「消費期限」を、比較的品質が劣化しにくい食品には、おいしく食べることができる期限として「賞味期限」を表示することとされています。

両者の違いを正しく消費者に伝えることは、食品の無駄な廃棄を減らす観点からも重要と考えています。このため、消費者庁では、平成23年4月に期限表示に関するQ&Aを改正し、消費期限と賞味期限の違いを明確化するとともに、消費者への情報提供の観点から、「消費期限」「賞味期限」の意味を分かりやすく表示することが適切である旨(賞味期限(美味しく食べることのできる期限です。)20××年○○月○○日など。)を示したところです。

さらに、当該Q&Aでは、食品ロスを削減する観点からも、過度に低い安全係数を設定することは望ましくない旨を示しているところです。

〔参考〕
○加工食品の表示に関する共通Q&A(第2集:消費期限又は賞味期限について)
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin377.pdf
添付資料ファイル -