Q&A詳細

評価案件ID mob20120300013
タイトル 外食やお持ち帰り食品にもアレルギー表示の義務化を
公表日 2012年11月1日
問い合わせ・意見 加工食品には、原材料に使用したアレルギー物質の表示義務があるが、ファミリーレストランやファーストフードでの外食や持ち帰り食品については、義務化されていない。店員等に聞くのは聞きにくいので、加工食品のように、表示の義務化をすべきと考える。その際、外食はメニューに記載する、お持ち帰り食品は「商品または価格ラベル」に記載してはどうだろうか。早期の義務化を希望する。
問い合わせ・意見分類 食品安全委員会活動一般関係
コメント元 消費者庁
コメント 現行の食品表示制度では、対面販売、店頭での量り売りや、レストランなどの飲食店などには、アレルギー表示を含む食品衛生法に基づく表示義務は原則として課されていません。これらの販売形態は、対面で販売されることが多く予め店員に内容を確認した上で購入することが可能であることや、日替わりメニュー等の表示切替えに係る対応が困難であることなどの課題もあることなどから表示義務が課されていないところです。

一方で、アレルギー表示については、特定の食物アレルギーを有する消費者が、それを見ることによって、自らが喫食可能な食品であるか否かを判断し、当該アレルギー症状の発症の防止を可能とする貴重な情報です。

これら中食や外食に関して、現在、関係する事業者団体によりそれぞれの形態の特性を踏まえた上でアレルギー物質に係る自主的な情報提供の取り組みが進められているところです。消費者庁としてもこれらの自主的な取り組みを推進してまいります。

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