Q&A詳細

評価案件ID mob20120300005
タイトル 「牛肉の食品表示について」、「魚の漁獲水域表示について」、「事故から一年、地元の野菜や魚介類について感じること」について
公表日 2012年11月1日
問い合わせ・意見 「先日牛肉を購入したところ、食品表示に「放射性物質検査済み」、「茨城県産」と表示されていました。このような表示がされていると安心できます。広く普及するよう指導してほしいです。」「これから問題が出てくるのが、魚介類、特にヒラメやエイなどの海底にいる魚類だと思います。魚介類をはじめ、食品に「この食品には放射性物質がこのくらい含まれている」と表示すれば安心できると思います。」
問い合わせ・意見分類 食品安全委員会活動一般関係
コメント元 消費者庁
コメント 消費者庁では、食品の安全と放射能に関し、消費者が疑問や不安に思われていることを分かりやすく説明するものとして、「食品と放射能Q&A」を作成しており、これに合わせて、農産物、畜産物などの産地に関する表示について普及啓発しているところです。

食品中の放射性物質の検査結果を表示させる場合には、消費者の表示に対する信頼性を確保するためには、食品ごとに正確な数値を記載しなければなければ、かえって混乱を招くものと考えられます。しかし、正確な放射性物質の検査結果を表示させるためには、販売される食品ごとに検査することが必要ですが、事業者にその検査を義務付けることは現実的ではありません。

なお、現状において、事業者自身が放射性物質の分析を行い、分析検査日、分析機関名を明記の上、具体的な分析結果を表示することは問題ありません。
添付資料ファイル -