Q&A詳細

評価案件ID mob20111100015
タイトル 未承認遺伝子組み換え微生物について
公表日 2012年11月1日
問い合わせ・意見 消費者が遺伝子組み換えの情報を知り得るのは、食品や農作物の表示義務のあるもののみで、今回のように遺伝子組換え微生物を利用した場合など、もう少し遺伝子組換えについての情報を発信する必要があると思います。
問い合わせ・意見分類 食品安全委員会活動一般関係
コメント元 消費者庁
コメント 安全性審査の手続きを経た遺伝子組換え微生物を用いて製造された添加物については、

①組換えられたDNAが製造工程で除去されていること、
②組換えられたDNAによって生じたタンパク質は、既に安全性が確認されている他の方法(化学合成、抽出等)を用いて製造されている添加物と相違がないことから、

遺伝子組換えで作られたものとそうでないものを区別することができないため、義務表示の対象外とされています。

今後、検証技術の向上なども勘案しつつ、必要に応じて、これらの表示についても検討してまいります。
コメント元 食品安全委員会
コメント 食品安全委員会では、遺伝子組換え微生物を利用して生産された添加物について、厚生労働省からの要請により、食品健康影響評価を実施しています。

遺伝子組換え食品については、DVD「遺伝子組換え食品って何だろう?」を作成する等、国民の皆様に対する正確な情報提供に努めているところです。なお、DVDソフトにつきましては、食品安全委員会のホームページから閲覧することができます。無料で貸出(送料のみ御負担していただきます。)もしておりますので、御活用いただければと考えています。

また、食品安全委員会では、遺伝子組換え食品に限らず、食品の安全性の確保等に関する国内外の情報を日々収集してデータベース化して食品安全総合システムに登録しており、委員会のホームページで御覧いただけます。

〔参考〕
○食品安全委員会
「遺伝子組換え食品って何だろう?」
http://www.fsc.go.jp/osirase/1903dvd-idensi.html

「動画配信などビジュアル資料」
http://www.fsc.go.jp/osirase/dvd/dvd-ichiran.html

「食品安全総合情報システム」
http://www.fsc.go.jp/fsciis/

コメント元 厚生労働省
コメント 遺伝子組換え食品は、食品衛生法による安全性審査が義務づけられており、審査を経て安全性が確認されたものは、厚生労働省が公表しています。

遺伝子組換え食品の安全性確保についての情報提供として、厚生労働省の「遺伝子組換え食品ホームページ」において、安全性審査に関する具体的内容等を紹介したQ&Aやその他関連資料を掲載しているほか、より分かりやすい情報の提供を目指して、パンフレット「遺伝子組換え食品の安全性について」を作成しています。

今後ともリスクコミュニケーションの機会等を通じて、国民に対する正確な情報提供に努めてまいります。

〔参考〕
○遺伝子組換え食品ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/topics/idenshi/

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