Q&A詳細
評価案件ID | mob20110500020 |
タイトル | 離乳食と食物アレルギーの研究の重要性 |
公表日 | 2011年10月18日 |
問い合わせ・意見 | 乳幼児に与えるベビーフードの進歩は著しく、今や必需品となっています。これらのアレルギー対策については、乳児に対する影響の程度と大人の影響の程度は異なると考えられるので、一般の食品より、詳しい表示や品質管理が必要です。 |
問い合わせ・意見分類 | 食品安全委員会活動一般関係 |
コメント元 | 消費者庁 |
コメント | (平成23年5・6月) 食物アレルギーによる健康危害を防止する観点から、食品衛生法では原則全ての加工食品に対してアレルギー表示を義務づけています。 アレルギー症状は、人によってはごく微量のアレルギー物質によっても発症することから、アレルギー表示は、アレルギー物質の含有量がごく微量な場合でも義務づけられています(含有量が数ppm未満の場合は省略可能)。 アレルギーの表示に際しては、表示の視認性を高め、アレルギー患者が適切に判断できるよう、表示の文字の色や大きさ等を変えたり、一括表示枠外に別途強調表示する等の任意的な取組が認められています。 また、消費者庁では、アレルギー表示の欠落を防止する観点から、原材料の仕入れ時に原材料に含まれるアレルギー物質について、販売元の事業者から製造記録を求めて確認する等、適切に表示するための措置を講じるよう食品事業者を指導しており、さらに、食品の製造過程でアレルギー物質が意図せず食品に混入(コンタミネーション)する場合もあることから、食品事業者に混入防止策の徹底を促すとともに、それでも混入の可能性を排除できない場合には、注意喚起表示を推奨しています。 現行制度では、ベビーフードに特化したアレルギー表示や品質管理は規定されておりませんが、消費者庁では、アレルギー表示が分かりやすく且つ適切に行われるよう、今後も引き続きアレルギー表示制度について検討してまいります。 〔参考〕 ○アレルギー表示に関する情報 http://www.caa.go.jp/foods/index8.html |
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