Q&A詳細

評価案件ID mob20110300007
タイトル 遺伝子組み換え食品について
公表日 2011年9月7日
問い合わせ・意見 遺伝子組み換え食品の表示のベースになる判断基準について、日本や米国の「科学的に判断し、有害とわかるまで対策を立てない」という方法は危険で、ヨーロッパの「まず予防的に警戒して、動物実験等の様子を見て判断する」という考え方によるべきである。
問い合わせ・意見分類 食品安全委員会活動一般関係
コメント元 食品安全委員会
コメント 遺伝子組換え食品の評価については、

遺伝子組換え食品の安全性評価は、食品安全委員会において評価基準を定め、これに基づき、これまで食経験のある従来品種との比較により行っております。

主な評価項目は、

①導入された遺伝子及びそれによって生産されるタンパク質の有害性
②遺伝子を導入することによる意図しない有害性
③食品中の含有成分が従来品種と比較して大きく変化したり、新たな成分が生産されていないか 

などがあります。

これらの詳細な評価により安全性が十分に確認できない場合には、実験動物を用いた慢性毒性試験や生殖毒性試験などの試験を行うことが評価基準に規定されています。

このように、遺伝子組換え食品の安全性評価は、科学的知見に基づき適切に評価を行っております。
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