Q&A詳細

評価案件ID mob20110100023
タイトル 大豆イソフラボンの過剰摂取について
公表日 2011年9月7日
問い合わせ・意見 大豆イソフラボンについての食品安全委員会の指針や安全評価の基本的な考え方を読んだ。実際の大豆加工食品中の大豆イソフラボンの含有量もよくわかり、摂取した食品とその成分を正しく把握できる内容であった。今後ともわかりやすい事例を駆使して食の安全・安心を発信してほしい。
問い合わせ・意見分類 食品安全委員会活動一般関係
コメント元 食品安全委員会
コメント 大豆イソフラボンとは、主に大豆の胚芽に多く含まれるフラボノイドの一種であり、ゲニステイン、ダイゼイン、グリシテインの3種類の非配糖体(イソフラボンアグリコン)と、それぞれに3種類の配糖体(ゲニスチン、ダイジン、グリシチン)、配糖体のアセチル化体、及びマロニル化体が知られています。

味噌、納豆等の大豆発酵食品中には大豆イソフラボンアグリコンが多く含まれますが、ほとんどの場合、食品中では大豆イソフラボン配糖体として存在しています。

食品安全委員会では、平成16 年1 月及び5 月に厚生労働省から、大豆イソフラボン等を関与成分(主に有効と考えられる成分)とする特定保健用食品3 品目の食品健康影響評価について意見を求められ、新開発食品専門調査会において、調査審議を行いました。評価結果については、18年5月11日付けで当委員会から、厚生労働省に通知し、評価のポイントやQ&A を作成し、ホームページに掲載しております。

今後とも、食品の安全に関する情報をわかりやすく発信するよう努めて参ります。

〔参考〕
大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc_isoflavone180309_4.pdf

大豆イソフラボンを含む特定保健用食品(3品目)の食品健康影響評価のポイントについてhttp://www.fsc.go.jp/hyouka/isoflavone/hy_isoflavone_hyouka_point.pdf

大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A
http://www.fsc.go.jp/sonota/daizu_isoflavone.html
添付資料ファイル -