Q&A詳細

評価案件ID mob20110100021
タイトル 食品のゼロ表示について
公表日 2011年9月7日
問い合わせ・意見 最近、食品の栄養素や食品添加物のゼロ表示が多用されていると、ある記事で読みました。含まれているものの表示には規制がありますが、含まれていないものの表示の規制は不十分に感じます。
問い合わせ・意見分類 食品安全委員会活動一般関係
コメント元 消費者庁
コメント 栄養成分の量に関する表示について、健康増進法第31条1項の規定に基づき、表示方法等を定めており、ゼロ表示に関しては、当該成分の分析限界や健康影響等を踏まえ、規定された熱量及び栄養素において一定量に満たない場合には、0(ゼロ)と表示できることとしております。

また、国民の摂取状況からみて、過剰摂取が国民の健康の保持増進に影響を与えている熱量や栄養成分(脂質、飽和脂肪酸、コレステロール、糖類、ナトリウム)について、「~フリー」「~ゼロ」など、「含まない旨」の表示をする場合には、国際動向も踏まえ、それぞれの成分量が定められた基準値以下でなければならないこととしています。

なお、「~ゼロ」等の強調表示を行う場合には、一般表示事項及び該当成分の含有量表記も行うこととなっていることから、栄養成分等の表示内容もあわせて確認いただくことで、商品選択の一助になると考えられます。
添付資料ファイル -