Q&A詳細

評価案件ID mob07013000005
タイトル バイオエタノールと遺伝子組換え作物について
公表日 2007年10月26日
問い合わせ・意見 昨今のエネルギー事情により、農産物を利用したバイオエタノールの製造が活発化している。遺伝子組換え作物は、用途がバイオエタノール向けとなれば規制も緩和されることが想定される。食用穀物と工業用穀物の管理方法を確立する必要があるのではないか。
問い合わせ・意見分類 遺伝子組換え食品等関係
コメント元 農林水産省
コメント (平成19年6月分)
遺伝子組換え技術は、これまでの技術では実現できない、複数の病気に強い作物や、乾燥などの環境ストレスに強い作物、さらには新たな機能性を付加した作物などの開発を可能とする大きな可能性を秘めた新しい技術です。他方、遺伝子組換え農作物に対する国民の皆様の関心が高いのも事実です。そのため、遺伝子組換え作物の開発などの、対応のあり方等については、皆様の理解を得ながら検討することが重要であると考えております。
我が国で遺伝子組換え農作物を栽培・販売するに当たっては、人の健康や生態系への影響等の観点から、安全性確保のための関係法に基づき、科学的評価による審査を受けることが義務付けられています。また、農家が遺伝子組換え農作物を栽培する場合には、生産、流通上の混乱を生じないよう、周辺農家等の理解を得ることや交雑防止等の措置を徹底するよう要請してきたところです。
今後とも、科学的な知見の蓄積を図るとともに、消費者・生産者など広く国民の皆様に的確な情報提供を行い、関係者等と十分に意見を交換して皆様の理解を得られるよう努めてまいります。 <!--PAUSE-->
コメント元 環境省
コメント (平成19年6月分)
我が国では、生物の多様性の確保を図ることを目的として、遺伝子組換え生物の使用等(栽培、運搬、保管、廃棄等)が「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(以下「カルタヘナ法」)」で規制されています。カルタヘナ法の対象となる遺伝子組換え作物を使用等する場合は、用途がバイオエタノールの製造であるかどうかに関わらず、法に基づく手続が必要となります。 <!--PAUSE-->
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