Q&A詳細
評価案件ID | mob07007000005 |
タイトル | 養殖魚の安全性について |
公表日 | 2010年8月9日 |
問い合わせ・意見 | 養殖の魚に使用されている抗生物質は、現在何種類くらいが許可されているのか、また、その使用量等は決められているのか、安全性はどうなのかと日々心配している。また、抗生物質の開発につれて、それを克服する新しい耐性菌が次々に生まれてくるとも聞いたことがあり、不安だ |
問い合わせ・意見分類 | 動物用医薬品関係 |
コメント元 | 厚生労働省 |
コメント | (平成22年5月分) 食品中に残留する農薬、抗生物質等の動物用医薬品の安全性確保については、いわゆるポジティブリスト制度(一定の量を超えて農薬等が残留する食品の販売等を原則禁止する制度)が施行されているところであり、残留基準の設定されていない抗生物質及び合成抗菌剤については、含有してはならないこととされています。 また、これらの残留基準については、食品安全委員会へ食品健康影響評価を依頼し、その評価結果をもとに順次、残留基準の見直しを行っているところです。 なお、残留基準に違反する食品が流通することが無いよう都道府県等及び検疫所においてモニタリング検査が実施されております。 |
コメント元 | 農林水産省 |
コメント | (平成22年5月分) 養殖魚の生産過程で使用されている抗生物質・合成抗菌剤(以下「抗生物質等」とします。)は、薬事法に基づき他の動物用医薬品と同じく、薬事・食品衛生審議会で、その有効性、安全性及び残留性が慎重に審議され承認されており、保健衛生上の懸念がある医薬品は承認されておりません。 現在、養殖魚に使用できる抗生物質等は22種類が承認されており、適正な使用を確保するため、それぞれ使用できる魚の種類、使用方法、使用量及び使用禁止期間が定められております。 これら薬事法に基づく承認制度及び使用規制制度により、養殖魚の安全性を確保するとともに、抗生物質等が適正に使用されるよう、国や都道府県の担当職員による監視指導を行っております。 |
添付資料ファイル | - |