Q&A詳細
評価案件ID | mob07007000004 |
タイトル | 養殖魚へのワクチン利用について |
公表日 | 2007年10月26日 |
問い合わせ・意見 | ワクチンを使用した養殖魚を人が食べた場合の安全性、また、感染症にかかった魚を食べた場合の人への影響が不安である。 |
問い合わせ・意見分類 | 動物用医薬品関係 |
コメント元 | 食品安全委員会 |
コメント | (平成16年4月分) ワクチンを使用した養殖魚の安全性については、薬事法に基づき農林水産大臣が製造等を承認する際に、厚生労働省、農林水産省の要請に基づき食品安全委員会が食品健康影響評価を行っており、ワクチンの成分について検証し、人への感染性、病原性の有無等ワクチンを使用した魚を食べた場合の安全性を確認しています。 また、魚の感染症の人への健康影響についてですが、魚は、牛、豚等の家畜に比べ、人と遺伝的に遠縁種であることから、人魚共通感染症はほとんどないといわれております。ワクチンがある感染症についても、魚を食べることにより人へ感染したとの報告はなく、万一、これら感染症にかかっている魚を食べた場合にも、これが原因となる疾病にかかる心配はほとんどないと考えます。 <!--PAUSE--> |
コメント元 | 農林水産省 |
コメント | (平成16年4月分) ワクチンについては、本来動物が持っている生体防御能を利用して疾病の発生を予防するもので、抗生物質等で問題となっている残留等が生じないとされています。 現在、我が国の水産養殖で使用されているワクチンは、用法・用量、安全性等について慎重に審議された上で、薬事法第14条に基づき農林水産大臣により製造が承認されたもののみが使用されております。 また、承認されているワクチンは殺した病原体を使用する不活化ワクチンであり、ワクチンそのものが原因となって疾病が発生することはありません。 <!--PAUSE--> |
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