Q&A詳細

評価案件ID mob07003000024
タイトル OIEによる監視基準について
公表日 2010年3月17日
問い合わせ・意見 国際獣疫事務局はBSEに関連して、輸出入できる牛肉の条件から月齢条件を撤廃し「全月齢の骨なし牛肉」とする内容を決議した。OIEの採択に至った科学的根拠を精査したうえで委員会としての見解をなるべく早く公表し、日本の方向性を示して欲しい。
問い合わせ・意見分類 BSE関係
コメント元 食品安全委員会
コメント (平成22年1月分)
昨年5月24日から同月29日に開催されたOIE(国際獣疫事務局)総会において、BSEステータスにかかわらず輸出入できる牛肉の月齢条件が撤廃され、「全月齢の骨なし牛肉」とするOIEコードの改正が決定されたことについては、平成21年6月4日開催の食品安全委員会第288回会合において、リスク管理機関(農林水産省及び厚生労働省)から報告を受け、さらに情報収集を行い適切に対応するようリスク管理機関に要請しております。
BSEは重要な事案であるため、国民の食の安全を確保する観点から今後ともOIEの動向を注視してまいります。仮に、今後、OIE基準を踏まえた牛肉の輸入条件の見直しに関し、リスク管理機関から食品安全委員会に評価要請されることとなれば、最新の科学的知見に基づき客観的かつ中立公正に審議を行うこととしております。
〔参考〕
○食品安全委員会
「第288回食品安全委員会」
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai288/index.html
コメント元 農林水産省
コメント (平成22年1月分)
昨年5月27日、パリで開催された国際獣疫事務局(OIE)総会において、BSEに関するOIEコードについて採決が行われ、BSEステータスに関わらず貿易できる牛肉の月齢条件の撤廃等が決定されました。
しかし、我が国への牛肉の輸入条件については、2国間の技術的な協議に基づき設定されるものであり、今回の決定が直ちに輸入条件の変更につながるものではありません。
牛肉の輸入条件の設定等に当たっては、農林水産省としては、厚生労働省、食品安全委員会等と連携し、食の安全と消費者の信頼の確保を大前提に、科学的知見に基づいて対応してまいります。
コメント元 厚生労働省
コメント (平成22年1月分)
我が国への牛肉の輸入条件については、輸出国との二国間の技術的な協議に基づき設定されるものであり、今回のOIEの決定が直ちに輸入条件の変更につながるものではありません。
牛肉の輸入条件の設定等に当たっては、厚生労働省としては、農林水産省、食品安全委員会等と連携し、食の安全と消費者の信頼の確保を大前提に、科学的知見に基づいて対応してまいります。
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