Q&A詳細
評価案件ID | mob07003000004 |
タイトル | 山羊肉の安全性について |
公表日 | 2007年11月6日 |
問い合わせ・意見 | 沖縄では山羊肉を食べる習慣がある。欧州で山羊へのBSE感染が確認されたことからも、安全性への不安を覚える。平成17年10月より牛同様、山羊肉もエライザ法による検査が実施されるが、食品安全委員会に山羊肉のリスク評価をお願いしたい。 |
問い合わせ・意見分類 | BSE関係 |
コメント元 | 食品安全委員会 |
コメント | (平成19年8月分) 山羊肉の安全性については、リスク管理機関において、これまで、 ・と畜場におけるめん羊及び山羊を対象としたサーベイランス検査を平成13年から実施(陽性事例なし) ・また、めん羊及び山羊の特定危険部位(扁桃、脾臓、小腸及び大腸(これに付属するリンパ節を含む。)並びに月齢が満12ヶ月以上の頭部(舌、頬肉及び扁桃を除く)、せき髄及び胎盤)の除去・焼却についても、平成14年4月からと畜場に対し指導を行うとともに、平成16年2月には義務化 ・BSE発生国からのめん羊及び山羊の肉等の輸入は、食品衛生法に基づき禁止の対策が講じられ、平成17年10月から、と畜される(12ヶ月齢以上の)山羊について、エライザ法による検査が実施されています(陽性事例なし)。 一方、フランスにおいてBSEプリオンが山羊から検出された事例が、平成17年度に報告されています。 (参考)http://ec.europa.eu/food/food/biosafety/bse/crl_statement_tse_goats_28-01-05_en.pdf 食品安全委員会としては、こうした状況を踏まえながら、今後とも必要な情報収集を行い、適切に対応していくこととしています。 <!--PAUSE--> |
コメント元 | 厚生労働省 |
コメント | (平成19年8月分) スクレイピーは古くから知られているめん羊及び山羊のプリオン病ですが、現在まで国内外において、この疾患は人のクロイツフェルトヤコブ病(CJD)と疫学的に関連性はないとされています。しかしながら、BSE及びスクレイピー発生国において、山羊及びめん羊のスクレイピーと診断されているものの中に、BSEが含まれている可能性のあることが指摘されており、また、フランスで2002年に処理された山羊からBSEを確認したとの報告もあることから、厚生労働省としては、引き続き、山羊及びめん羊からの特定危険部位の除去及びTSE検査を実施することにより、食肉の安全確保に努めたいと考えます。 <!--PAUSE--> |
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