飼料添加物としての抗菌物質の存在を知って以来、食品を介した薬剤耐性菌への懸念を抱いている。我が国においても、薬剤耐性菌の食品健康影響評価を早急に進めていただくことを望む。
2008年1月の新聞に「牛ボツリヌス症、集団発生相次ぐ」との記載があった。人体に対して安全だと言い切れない以上、国民の不安を取り除くために、早急な調査、報告を実施し、安全性について発表してほしい。
厚生労働省は、期限付きで行ってきた生後20ヶ月以下の国産牛のBSE検査費用の補助を2008年7月で打ち切る。しかし、牛肉のBSE問題は十分に不安を解消されるまでには至ってないようである。生産者や消費者
パソコンの有無に関わらず、マスコミ・国・地方自治体の機関からの食品の安全に関する情報提供を、多くの人が目にする機会の多い新聞・テレビで、できる限り詳しく積極的に行っていただきたい。
平成20年1月に、群馬県庁で開かれた「泉大臣と語る食品の安全」に参加した。その中の意見交換会において ①マスコミの報道はバランスを欠いたものが多いので、啓発が必要ではないか ②期限表示の設定について、
施設の業種・規模に応じた監視回数・内容等のきめ細やかな食品監視ガイドラインを各自治体に任せることなく、国レベルで、策定することを要望する。また、それに伴って、食品衛生監視員の増員を含む適正な人員配置を
食品安全の分野に積極的な食品メーカーを行政がサポートするシステムを確立することが重要だと考える。例えば、資金力の乏しい企業に対して、国際認証の取得に必要な経費の一部を助成する制度などが考えられる。食品
食品は輸入にたよらなければならない日本において、安全な食品を手に入れるためは、安全の基準を国際的なレベルで統一することが望ましい。
平成19年10月に大量の牛乳が神奈川県などで回収・廃棄された。牛が家畜伝染病のヨーネ病に感染した疑いがあったためだが、最終結果は「感染なし」であった。ヨーネ病は牛がかかりやすい病気だが、人体に感染例は
αリポ酸、Lカルニチン、コエンザイムQ10といった流行の成分を売り物にしたサプリメントにビタミンを配合し、栄養機能食品と表示したいわゆる健康食品が氾濫している。栄養機能食品の制度に疑問を感じている。