食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06240680149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全てのイノシシ科動物に使用する飼料添加物(Trichoderma citrinoviride DSM 33578株により生産されるエンド-1,4-β-キシラナーゼ、エンド-1,4-β-グルカナーゼ及びキシログルカン特異的エンド-β-1,4-グルカナーゼからなる(Huvezym(登録商標)neXo))の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2024年3月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月6日、全てのイノシシ科動物に使用する飼料添加物(Trichoderma citrinoviride DSM 33578株により生産されるエンド-1,4-β-キシラナーゼ、エンド-1,4-β-グルカナーゼ及びキシログルカン特異的エンド-β-1,4-グルカナーゼからなる(Huvezym(登録商標)neXo))の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2024年2月1日採択、PDF版12ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8643)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請を受け、EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル (FEEDAPパネル)は、全てのイノシシ科動物に畜産添加物として使用する飼料添加物(非遺伝子組換えTrichoderma citrinoviride DSM 33578株により生産されるエンド-1,4-β-キシラナーゼ、エンド-1,4-β-グルカナーゼ及びキシログルカン特異的エンド-β-1,4-グルカナーゼからなる製品、Huvezym(登録商標)neXo 100 G/L)の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 申請者は産生菌株の分類学的同定を確認する情報を提供した。最終製剤の特性評価に使用されたバッチは、酵素の活性に関して、当該添加物の最低規格(1 g あたり>15,000 EPU(※訳注1)、>1000 CU(※訳注2)、>1000 XGU(※訳注3))に適合していたが、酵素の比率は規定値(15:1:1)より低い(約 7:1:1)。毒性試験及び耐性試験で使用された被験物質の最終製剤に対する代表性(representativeness)について、パネルは結論をだすことができなかった。従って、結論は、酵素活性が最低15,000 EPU、1000 CU、1000 XGU/gで、キシラナーゼ:グルカナーゼ:キシログルカナーゼの比率が15:1:1の製品に限定される。同パネルは、当該添加物は対象動物種、消費者、環境に対して安全であると結論した。当該添加物は、提案された最低使用量において、全ての繁殖用イノシシ科動物に有効である可能性がある。十分なデータがないため、同パネルは肥育用又は繁殖用に飼養されるイノシシ科動物における当該添加物の有効性について結論することができなかった。
(※訳注1) 1EPUは、pH4.7、50℃の条件下で、オート麦スペルトキシランから毎分0.0083μmolの還元糖(キシロース当量)を遊離する酵素量
(※訳注2) 1CUは、pH4.5、30℃で、大麦β-グルカンから毎分0.128μmolの還元糖(グルコース当量)を遊離する酵素量
(※訳注3) 1XGUは、pH4.5、50℃で、1単位の酵素標準物質から遊離する糖の量に等しい量の低分子断片を染色キシログルカンから遊離する酵素量
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8643
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