食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06220410470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、細菌性赤痢に関する2022年疫学報告書を公表
資料日付 2024年2月8日
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分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は2月8日、細菌性赤痢に関する2022年疫学報告書(9ページ)を公表した。主な内容は以下のとおり。
1. 2022年は、欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)の30か国で4,149例の細菌性赤痢確定症例が報告された。渡航歴に関する情報が得られた症例のうち、48%は渡航に関連していた。
2. 全体の届出率は人口10万人対1.5症例であった。この数字は2020年及び2021年と比較して増加しているが、COVID-19パンデミック以前(2019年及びそれ以前の数年間)に報告された届出率とは一致している。
3. 最も届出率が高かったのは5歳未満の小児の年齢グループで、次いで25~44歳の成人男性のグループであった。ゲイ、バイセクシャル及びその他の男性間性交渉者(gbMSM)の間での細菌性赤痢の性的伝播が後者グループの性別不均衡に寄与したと考えられる。
4. 2022年は2件の複数国にわたる細菌性赤痢集団感染がEpiPulse(訳注:感染症に関する欧州サーベイランスポータル)に報告された。2件ともソンネ赤痢菌(Shigella sonnei) ST152によるもので、海外旅行に関連付けられた。
5. 近年観察された赤痢菌における第一及び第二選択抗菌性物質に対する耐性の増加が懸念されている。
 当該報告書は以下のURLから入手可能。
https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/SHIG_AER_2022_Report.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/shigellosis-annual-epidemiological-report-2022
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