食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05940230149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、動物輸送時の薬剤耐性(AMR)の伝播に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年10月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月25日、動物輸送時の薬剤耐性(AMR)の伝播に関する科学的意見書(83ページ、2022年9月28日採択、doi:10.2903/j.efsa.2022.7586)を公表した。概要は以下のとおり。
 他の農場や繋留所(slaughterhouse lairage)への短時間(8時間未満)及び長時間(8時間以上)の移動中における(主に道路輸送における、直接又は集合センター(assembly center)や管理所(control post)での途中停止を含む)、食料生産動物(家きん、牛及び豚)の間での薬剤耐性(AMR)の伝播について評価が行われた。
 薬剤耐性細菌(ARB: Antimicrobial-Resistant Bacteria)及び薬剤耐性遺伝子(Antimicrobial Resistance Gene)が伝播する可能性に寄与する、特定されたリスク要因のうち、より重要と考えられるものは、輸送前の動物の薬剤耐性ステータス(ARB/ARGの存在)、糞便排出量の増加、場所及び車両の衛生、ARB/ARGを保有及び/又は排出する他の動物へのばく露(特に異なるAMRレベル及び/又は異なる種類のARB/ARGを有する動物へのばく露)、汚染された繋留場所へのばく露、及び輸送時間である。しかし、8時間より短い移動と長い移動の違いを評価可能なデータはない。
 すべての動物カテゴリーに関し、AMR伝播の可能性を低下させる戦略として、輸送時間の最小化、適切な洗浄及び消毒、適切な輸送計画、AMR基準に関連した輸送の編成(ロジスティクス)、輸送直前及び輸送中の動物の衛生・福祉及び/又はバイオセキュリティの改善、動物の快適な温度の確保、及び動物の隔離が挙げられる。上述の対策の大半は、繋留所、集合センター及び管理所で適用した場合でも同様の有効性を持つ。
 リスク要因及び低減対策の有効性に関連するデータギャップが特定され、それによる短期的及び長期的な研究課題が列挙されている。食品生産チェーンの他の段階の寄与と比較した家畜輸送の影響の定量化、また、輸送中及び移動中の休憩時間におけるARB/ARGの伝播に関する全てのリスク要因と時間の相互作用が、喫緊の研究課題として特定された。
 当該意見書公表に係るEFSAのニュース記事は以下のURLから閲覧可能。
https://www.efsa.europa.eu/en/news/reducing-spread-antimicrobial-resistance-during-animal-transport-efsa-outlines-mitigation
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2022.7586

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