食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05880620149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肥育用鶏及び七面鳥、産卵/繁殖用養育鶏、繁殖用養育七面鳥等に使用する飼料添加物(Komagataella phaffii DSM 33574株が生産するエンド-1 ,4-β-キシラナーゼ(Xylamax)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年7月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月25日、肥育用鶏及び七面鳥、産卵/繁殖用養育鶏、繁殖用養育七面鳥、肥育用又は産卵まで養育されるマイナー種の家きん種に使用する飼料添加物(Komagataella phaffii DSM 33574株が生産するエンド-1
,4-β-キシラナーゼ(Xylamax)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2022 年 6 月 29 日採択、PDF版15ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7428)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請を受け、EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル) は、肥育用鶏、産卵/繁殖用養育鶏、肥育用七面鳥、繁殖用養育七面鳥及び肥育用又は産卵まで養育されるマイナー種の家きん種に畜産添加物(zootechnical additive)として使用する飼料添加物(Komagataella phaffii DSM 33574株が生産するエンド-1
,4-β-キシラナーゼ(Xylamax)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 産生株は遺伝子組換え株である。最終製品からは、産生株の生細胞及び組換えDNAは検出されなかった。従って、当該添加剤は、産生株に関する安全性の懸念はないと判断した。ラットの亜慢性経口毒性試験で確認された無毒性量に基づき、同パネルは、当該製品は肥育用又は産卵まで養育される全ての家きん種に対して安全であると結論した。産生株及び遺伝毒性試験で得られた結果を考慮し、同パネルは、消費者にとっても安全な添加物であると結論した。飼料添加物としての当該製品の使用は、環境に対する懸念はない。
 同パネルは、当該添加剤は肥育用鶏において 10
,000 XU(※訳注)/kg飼料で有効である可能性があると結論した。この結論は、産卵/繁殖用養育鶏、肥育用七面鳥、繁殖用養育七面鳥、肥育用又は産卵まで養育されるマイナー種の家きん種に拡張/外挿された。
(※訳注)1XU単位は、50℃、pH6.0でブナ材由来キシランから1秒間に1 nmolの還元糖(キシロース換算)を遊離させる酵素量である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7428
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