食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05880610149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(トコフェリルリン酸混合物(TPM)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年7月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月21日、全動物種に使用する飼料添加物(トコフェリルリン酸混合物(TPM)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2022年6月29日採択、PDF版18ページ、dio: 10.2903/j.efsa.2022.7438)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請により、EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、全動物種に使用する栄養飼料添加物(TPMからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を提出するよう求められた。
 当該添加物は、動物栄養での使用は許可されていない。TPMは化学合成により製造され、2種類のリン酸化トコフェリル化合物、all-rac-α-トコフェリルリン酸二水素(TP)及びall-rac-di-α-トコフェリルリン酸水素(T2P)を約2:1の重量比で混合したものである。当該製品は、全動物種及びカテゴリー用の飼料の栄養添加物(ビタミンE源)として使用することを意図している。
 当該添加物の成分のADMER(※訳注)に関する情報は限られており、また、当該添加物の潜在的な染色体異数性誘発性(aneugenicity)及び染色体異常誘発性(clastogenicity)に関する不確実性を考慮すると、FEEDAPパネルは、当該添加物の対象動物種及び消費者に対する安全性について結論することができない。当該添加物の潜在的な染色体異数性誘発性及び染色体異常誘発性が不明であるため、使用者に対する安全性については結論を出すことができない。同パネルは、T2Pの環境影響に関するデータがないため、TPMの環境に対する安全性を結論することができない。TPMは生体利用可能なα-トコフェロールの供給源である。しかし、入手可能なデータでは、TPMのビタミンEとしての相対的な生物学的同等性を確立することはできない。したがって、同パネルは全動物種に対するTPMの有効性について結論する立場にはない。
(※訳注)Absorption
, Distribution
, Metabolism and Excretion and Residues
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7438
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