食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05850800149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、リスク評価におけるニューアプローチ方法論(NAM)に関する行動のロードマップを科学報告書として公表
資料日付 2022年6月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月3日、リスク評価におけるニューアプローチ方法論(NAM)に関する行動のロードマップを外部委託機関(※訳注)による科学報告書(2022年5月2日承認、153ページ、
doi:10.2903/sp.efsa.2022.EN7341)として公表した。概要は以下のとおり。
 動物個体を用いる試験は食品及び飼料成分のリスク評価において重要な役割を担っている反面、ヒトに焦点を置いたニューアプローチ方法論のようなより新しいアプローチは、ヒトに集中し、分子のメカニズム及びキネティックスに焦点を置き、感受性が高い集団への対応を可能にする等の便益をもたらすと考えられる。
 本報告書は著者らの考察の概要を説明し、追加の有害転帰経路(AOP)/AOPネットワークの開発、臓器チップ(OoC)等の高度な細胞培養モデル、PBK(physiological based kinetic)モデリングに焦点を置くトキシコキネティック評価、エクスポソーム、ヒトの感受性、データ統合及びヒトのリスク評価における新たな概念という、七つの異なる、しかしながら相互に関係する分野における行動を提案する。さらに、リスク評価における新たなアプローチ及び概念の実施を促進するためのフォーラムの開催を提案する。本報告書は様々な分野の著名な専門家のプロジェクトチームにより編集され、提言はEFSAと協議され、専門のワークショップを通した外部の専門家との協議を行いさらに推敲された。
 著者らは、この提言が採用されれば、当該分野に大きな影響を与え、全てのステークホルダーによるこれらの新たな技術の導入と活用が促進されると確信する。
(※訳注)外部委託機関: Fraunhofer ITEM、Vrije Universiteit Amsterdam、National Institute for Public Health and the Environment、Eura AG、The National Food Institute Denmar
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-7341
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