食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05850440301
タイトル 論文紹介:「2019年7月から11月にかけてスウェーデンで発生した、輸入冷凍加熱調理済み香草塩水漬けザリガニ(crayfish in dill brine)に関連したSalmonella Newport集団感染」
資料日付 2022年6月2日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  Eurosurveillance (2022
, 27(22):pii=2100918、doi:10.2807/1560-7917.ES.2022.27.22.2100918)に掲載された論文「2019年7月から11月にかけてスウェーデンで発生した、輸入冷凍加熱調理済み香草塩水漬けザリガニ(crayfish in dill brine)に関連したSalmonella Newport集団感染(Outbreak of Salmonella Newport linked to imported frozen cooked crayfish in dill brine
, Sweden
, July to November 2019)、著者MJ Mork (Public Health Agency of Sweden
, スウェーデン)ら」の概要は以下のとおり。
 2019年秋、スウェーデン公衆衛生庁は、全ゲノムシークエンス解析(WGS)によりSalmonella Newportの症例クラスターを特定した。症例の場所及び時間の分布は、全国的に集団感染が進行中であることを示した。感染源の特定及びさらなる症例を防ぐために調査が開始された。
 通知されたサルモネラ症例及びサルモネラ属菌に関するトローリング質問票に基づいた、症例症例研究(case-case study)が実施され、20例の集団感染症例と139例の対照症例が比較された。食品へのばく露について、ロジスティック回帰を用いた調整オッズ比(aOR)(及び95%信頼区間(CI))により比較された。関与する食品が抽出された。集団感染症例は、ザリガニを喫食していた可能性が高かった(aOR=26、95%CI:6.3-105)。
 輸入された冷凍の、加熱調理済みの丸ごとの香草(ディル)塩水漬けザリガニの特定ブランドが感染源として特定された。その後、小売店由来の様々なバッチや国境管理所の1検体からS. Newportが検出された。全ゲノムシークエンス解析では、食品検体由来の分離株はヒト集団感染分離株とクラスターを形成した。当該小売業者は全面的なリコールを行ったが、そのかなり後に、さらに2症例が確認された。
 当該調査では、感染源の特定のための症例症例研究及び的を絞った微生物学的検査の有効活用例が示された。当該小売業者が行った迅速な措置は、感染源の確認及びその集団感染を抑えるために重要な役割を果たした。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) Eurosurveillance (2022 27(22):pii=2100918、doi:10.2807/1560-7917.ES.2022.27.22.2100918)
URL https://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2022.27.22.2100918
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