食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05830640470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、ECDC感染症脅威報告(CDTR)第18週号(5月1日~7日)において、子供における病因不明の肝炎症例の増加に関する情報を紹介(5月6日付)
資料日付 2022年5月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は5月6日、ECDC感染症脅威報告(CDTR)第18週号(5月1日~7日)において、子供における病因不明の肝炎症例の増加に関する情報を紹介した。概要は以下のとおり。
・欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)
 2022年5月5日時点で、EU/EEAの15か国から16歳以下の子供における急性肝炎が約95症例報告されている(オーストリア2例、ベルギー3例、キプロス2例、デンマーク6例、フランス2例、ドイツ1例、アイルランド5例未満、イタリア35例、オランダ6例、ノルウェー2例、ポーランド1例、ポルトガル4例、ルーマニア4例、スロベニア1例及びスペイン22例)。これらのうち、少なくとも13例はアデノウイルスに陽性と判定され、また少なくとも3例はSARS-CoV-2に検査陽性、5例は肝移植が必要であった。
・非EU/EEA
 2022年4月29日時点で、英国健康安全保障庁(UKHSA)は10歳以下の子供で病因不明の急性肝炎を呈した症例を合計145例確認している。これらのうち、10人の子供が肝移植を受けた。症例の大部分は5歳未満の子供で、当初胃腸症状(下痢及び吐き気など)を示し、その後黄疸及び急性肝炎を発症した。2022年4月25日に同庁から英国の症例の調査に関する詳細なブリーフィングが公表された。
 EU/EEA及び英国以外では、2022年5月6日時点で、子供の急性肝炎が少なくとも60例に上る。症例は、アルゼンチン(2例)、コスタリカ(1例)、インドネシア(3例)、イスラエル(12例)、日本(3例)、パナマ(1例)、パレスチナ(1例)、セルビア(1例)、シンガポール(1例)、及び米国(少なくとも35例)から報告されている。
 全世界で報告された症例の合計は約300例である。
 当該報告書は以下のURLから入手可能。
https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/Communicable-disease-threats-report-7-may-2022-allusers.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/communicable-disease-threats-report-1-7-may-2022-week-18
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。