食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05660340314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、ドイツがパーフルオロアルキル化合物(PFAS)に関する規制案を欧州化学品庁(ECHA)に提出する意向を表明したとの情報提供
資料日付 2021年7月19日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は7月19日、ドイツがパーフルオロアルキル化合物(PFAS)に関する規制案を欧州化学品庁(ECHA)に提出する意向を表明したとの情報提供を行った(2021年7月19日付け、No. 023/2021)。概要は以下のとおり。
 ドイツは、BfRの支持を背景に、欧州連合(EU)の他の4か国と共に、全てのPFASに関する規制案をECHAに提出する意向を正式に表明した(2021年7月15日)。EU域内の全ての利用分野におけるPFASの製造、販売及び使用を制限することが狙いである。
 今後2か月間、産業団体及び企業は、所定の質問票を介して、現在の販売状況に関する情報提供を行う機会がある。
 PFASは、耐水、耐油及び耐塵の性質を理由に工業生産工程で広く使われる工業用化学物質であり、紙、繊維、スキー用ワックス、壁用塗料、洗剤、フライパン、化粧品などの多くの日用品に使用されている。難分解性であり、環境中及びヒトに蓄積する可能性がある。
 BfRは、PFASに関する規制に関して他のEU加盟国(オランダ、スウェーデン、デンマーク及びノルウェー(訳注:原文ママ。ノルウェーはEU加盟国ではなく欧州経済領域(EEA)加盟国である(2021年8月時点)))と協働している。
 これら5か国は、一部のPFASについてヒトの健康に関連する毒性を指摘している。規制案を提出する意向の表明と同時に、規制による影響を受ける産業界及び企業や、PFAS代替品の生産者を対象とした質問票も公表される。
 包括的な規制案は、1年後の2022年7月までにECHAに提出される予定である。
 パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)の使用は2006年以降禁止されており、パーフルオロオクタン酸(PFOA)の使用は2020年7月以降大幅に禁止されている。BfRは、PFOAの規制手続きに関してはノルウェーのヒトの健康影響評価を支持した。2020年、パーフルオロヘキサン酸PFHxA)(塩及び関連物質を含む)に関する規制案が、ドイツ連邦環境庁(UBA)、ドイツ連邦化学物質機関(BfC)及びBfRにより提出された。
 ステークホルダー用の質問票(66ページ)は以下のURLから入手可能。
https://link.webropolsurveys.com/Participation/Public/c4d58b80-5227-4f31-b656-92bc0669e41e?displayId=Ger2322406
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/343/industriechemikalien-pfas-bfr-beteiligt-sich-an-eu-weitem-beschraenkungsverfahren.pdf
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