食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05650710303
タイトル 米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)、遺伝子工学によって作成されるが従来育種法でも達成可能な改変(新たに3種を指定)を持つ植物をUSDAのバイオテクノロジー規制から免除する提案を公表
資料日付 2021年7月16日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)は7月16日、遺伝子工学によって作成されるが従来育種法でも達成可能な改変を持つ植物をUSDAのバイオテクノロジー規制(※訳注)から免除する提案を公表した。概要は以下のとおり。
 USDA-APHISは、植物に含まれる可能性があり、USDAのバイオテクノロジー規制から免除される可能性のある3種類の改変を追加する提案について、意見を求めている。これらの改変は、従来育種法によって達成可能である改変と類似しており、機能的には同等である。
 追加となる3種類の改変は次のとおりである。
1. 父方及び母方の対立遺伝子における単一遺伝子の同一又は異なる機能喪失突然変異であり、修復テンプレートの非存在下で二本の相同染色体上の同一部位における標的DNA切断の修復により生じたもの。
2. 任意サイズ連続した欠失であり、一本又は二本の相同染色体上で、外部から提供された修復テンプレートを用いて生成されたもの。
3.一本の染色体上又は二つの相同染色体上の同一部位での、二つの標的二本鎖切断の修復により生じる変化であり、その修復が、修復テンプレートの存在下又は非存在下で任意サイズの連続的な欠失をもたらす場合、又は修復テンプレートの非存在下でDNAの挿入を伴う、任意サイズの連続した欠失をもたらす場合。
 意見募集は2021年8月18日までである。関連文書は以下のURLから、docket番号「APHIS-2020-0072」を検索して入手可能。
https://www.regulations.gov/
(※訳注)「植物保護法に基づき、連邦規則集第7巻340条(7CFR Part 340)「遺伝子工学によって改変又は作成された生物の移動」に対して定められた規則であり、植物ペスト(植物病害生物等)リスクをもたらす可能性のある、遺伝子操作した生物(植物、微生物等)等の移動(輸入、州間移動及び環境への放出)に関する規制である。今回、3種の遺伝子改変が本規則の適用除外を提案された。これは、同規則内に定められた、「規制当局は「従来育種法により達成可能である」という根拠に基づき、規則の適用が除外される改変を新たに提案することができる」とする条文(§340.1 Applicability of this part. (4))に基づくものである。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
情報源(報道) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
URL https://www.aphis.usda.gov/aphis/newsroom/stakeholder-info/sa_by_date/sa-2021/sa-07/proposal-to-exempt-plants
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