食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05560350149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、欧州連合(EU)飼料市場における、ハチ及び他種動物を対象とする花粉サプリメント及び代替品類の製品/市場調査に関する外部委託機関による科学的報告書を公表
資料日付 2021年2月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月17日、欧州連合(EU)飼料市場における、ハチ及び他種動物を対象とする花粉サプリメント及び代替品類の製品/市場調査に関する外部委託機関による科学的報告書を公表した(2月11日承認、PDF版43ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2021.EN-6461)。概要は以下のとおり。
 EFSAの遺伝子組換え生物(GMO)パネルによる飼料の規制リスク評価へのインプットとしての支援を目的とし、EUにおけるハチ及び他種動物を対象とする花粉サプリメント及び代替品類の存在に関して、概要調査が実施された。
 ミツバチにより収集された花粉が飼料サプライチェーンに存在する可能性を包括的にマッピングするためには、EU域内における生産、並びに、EU域外からEU諸国への輸入の流れを理解する必要がある。飼料サプリメントとしての花粉の多岐にわたる用途は、提供された製品類、並びに、科学文献及び灰色文献を特定することにより編纂された。これらの特定された文献類には、ミツバチやマルハナバチ等の無脊椎動物、及び、池魚(pond fish)、ペットの鳥類、ウサギ、犬、ウマ、ラクダ、ヒツジ、ウシにわたる脊椎動物を対象とする飼料としての花粉の適用性が記述されている。
 管理されたミツバチコロニーの飼料としての花粉の使用は特定されたが、ハチの疾病が拡散する可能性から、市販製品は稀であった。
 受粉用に工業的規模にて市販されているマルハナバチの飼育には、相当量の凍結花粉が必須であることが判明した。マルハナバチの生産は、大量の花粉が飼料として特異的に使用される、唯一のニッチ市場である。
 脊椎動物用の飼料製品は、ヒト摂取用の花粉ベース製品と同一のストックから製造される傾向がある。
 このニッチ市場は、極めて細分化されている。養蜂家であれば誰でも、花粉ベース製品の製造及び市販が可能である。EU域内及び域外にて特定された大規模専門製造者は極僅かである。
 大抵の場合、花粉の食品用途と飼料用途の比率は不明である。着目すべき例外はマルハナバチコロニー用の飼料であり、EU域内において生産される花粉及び域内へ輸入される花粉の半量を占める可能性がある。
 他種動物(脊椎動物)用製品が、市販製品の5%を超過する可能性は低い。
 花粉に対する関税分類では、食品及び飼料を明確に区分することは不可能であり、統計は体系的に保管・維持されていない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-6461
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