食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05540660314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、BfR MEAL Studyで取り上げられる物質のリスト(2020年)を公表
資料日付 2021年1月25日
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概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は1月、BfR MEAL Studyで取り上げられる物質のリスト(2020年)を公表した。概要は以下のとおり。
 BfR MEAL Study(※訳注)では、調理された食事を対象に、9つのテーマ区分で282種類の物質について検査が行われている。このほど、検査対象物質リストが入手可能となった。
 BfR MEAL Studyチームは、現在、食品中のプロセス汚染物質、食品添加物、薬理活性物質及び残留植物保護製剤に関して検査を行うために、MEAL専用キッチンにおいて調理を行っている。
 今般完了した第一段階では、環境汚染物質及び元素、栄養素、かび毒、多環芳香族炭化水素(PAHs)、パーフルオロアルキル化合物(PFAS)、ミネラルオイル飽和炭化水素類(MOSH)及びミネラルオイル芳香族炭化水素類(MOAH)に重点が置かれた。研究チームは、調理食品中に含有される物質及びその濃度に関して、第一段階の調査を委任された研究機関から135
,000件の結果を得た。
 得られたデータは、現在、BfRにより妥当性に関する検証が行われている。すなわち、ドイツでの食品モニタリング、世界保健機関(WHO)及び他の国際機関が収集してまとめている地球環境モニタリング/食品汚染モニタリングプログラム(GEMS/Food)のデータベース、ドイツ以外の国々で実施されているトータルダイエットスタディなどの他の物質の存在データとの比較が行われる。
 不一致が特定された場合、研究チームは、まず、担当した研究機関と協議を行う。解決が困難なケースでは、各テーマ区分の専門家グループが関与する。BfR及び他のドイツ国内機関の科学者で構成される専門家グループは、結果の分析及び有用性に関する専門知識を活用し、BfR MEAL Studyを支援している。
 最新のリストは以下のURLから入手可能。
http://www.bfr-meal-studie.de/cm/343/MEAL_Stoffliste_2020_eng.pdf
(※訳注) BfR MEAL Study:MEAL(Mahlzeiten fur die Expositionsschatzung und Analytik von Lebensmitteln)は、ばく露推定及び食品分析を行うための食事のこと。BfRによるトータルダイエットスタディ(TDS)である。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr-meal-studie.de/en/list_of_substances_2020-254730.html
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