食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05510050149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、非遺伝子組換えCollariella gracilis ATCC-16153株由来の食品用酵素デキストラナーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年12月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月9日、非遺伝子組換えCollariella gracilis ATCC-16153株由来の食品用酵素デキストラナーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 当該食品用酵素は生産に使用した菌株の生きた細胞は含まない。当該食品用酵素は糖類の製造及び加工に使用することを意図している。総有機固形物(TOS)の残留物は、糖類の精製工程で取り除かれるため摂食由来のばく露量は、未精製の糖類製品に対してのみ算出した。最大使用レベルに基づき、当該食品用酵素による総有機固形物(TOS)への摂食由来のばく露量は、欧州の住民において最大で15μgTOS/kg体重/日と推定された。
 遺伝毒性試験において、安全性の懸念を引き起こさない。全身毒性は、ラットにおける90日間反復経口投与毒性試験により評価した。「食品接触材料、酵素及び加工助剤に関するパネル」(CEPパネル)は、無毒性量(NOAEL)が試験の最大用量の110mgTOS/kg体重/日であると特定し、推定摂食由来ばく露量と比べ、結果として十分に大きいばく露マージン(MOE)で少なくとも7
,300となった。
 既知のアレルゲンとのアミノ酸配列の類似性を調べ、合致するものは見出されなかった。CEPパネルは、意図した使用条件下では摂食由来のばく露によるアレルギーの感作及び誘発(elicitation)反応のリスクは除外できないが、そのような反応の起こる可能性は低いと見なした。
 CEPパネルは、当該食品用酵素が、提供されたデータに基づき、意図した使用条件下では安全性の懸念は引き起こさないと結論付けた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6309
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