食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05500310149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、規則(EU) 2015/2283に準ずる新食品としてのラクト-N-ネオテトラオース(LNnT)の安全性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2020年11月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月19日、規則(EU) 2015/2283に準拠する新食品としてのラクト-N-ネオテトラオース(LNnT)の安全性に関する科学的意見書を公表した(10月22日採択、PDF版11ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.6305)。概要は以下のとおり。 欧州委員会からの要請を受け、EFSAの栄養補助食品・栄養・アレルギー(NDA)パネルは、規則(EU) 2015/2283に準拠する新食品としてのラクト-N-ネオテトラオース(LNnT)の製造工程及び規格の変更に対し意見を表明するよう求められた。 当該新食品は、主として、ヒト母乳と同等のオリゴ糖(human‐identical milk oligosaccharide、HiMO)であるLNnTで構成されるが、ラクトース、ラクト-N-トリオースII(LNT II)、パラ-ラクト-N-ネオ-ヘキサオース(para-LNnH)及びその他の関連炭水化物も含有され、2株の遺伝子組換えEscherichiacoli BL21による発酵によって製造される。 化学的に合成されるLNnT、並びに、別の大腸菌株(K-12)による微生物発酵によって製造されるLNnTは、認可済みであり、新食品の連合リストに収載されている。本申請は、製造工程及び規格の変更に限定され、対象集団、用途及び用量は変更されず、その結果、予想される摂取量は変更されない。 生産微生物由来DNAが含有されないこと、当該新食品の成分組成、同一性、規格等、製造工程に関して提供される情報は、安全上の懸念を提起しない。特に、規格に関し提案された変更は、僅かに高い灰分含有量と酵母及びカビの含有量の許容量に限定され、メタノール及びLNnTフルクトース異性体に関する規格は削除されている。 当該新食品が添加された他の幼児用食品及び母乳が同日に消費される場合、食品サプリメントの使用は意図されていない。 NDAパネルは、2株の遺伝子組換えE. coli BL21用いた発酵により製造される場合、新食品としてのラクト-N-ネオテトラオース(LNnT)は、提案された使用条件下において安全であると結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6305 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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