食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05490340104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、複数州にわたる腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染(感染源不明)に関する情報を公表
資料日付 2020年11月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は11月10日、複数州にわたる腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染(感染源不明)に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。
1. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、複数件の複数州にわたる腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染症に関して調査を行っている。当該調査通知は、現在調査中の3件目(※訳注)の大腸菌O157:H7の集団感染に関する情報を提供するものである。
2. 2020年11月9日現在、腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染株の感染者計12人が6州(イリノイ州他)から報告されている。
3. 発症日は2020年9月2日から10月14日まで、患者の年齢は8歳から62歳で、年齢中央値は21歳、67%が女性である。情報の得られた11人のうち、5人が入院した。死亡者の報告はない。
4. 11月6日、ミシガン州農業農村開発局(MDARD)が所定の検体採取プログラムにおいて検査した包装ロメインレタス(ロメインレタスを1株毎に包装した製品)の検体から腸管出血性大腸菌O157:H7を確認した後、Tanimura & Antle社は包装ロメインレタス製品をリコールした。全ゲノムシークエンス解析(WGS)の結果により、当該ロメインレタス検体中の大腸菌株が、患者で確認された大腸菌株と遺伝的に近縁であることが示された。
5. 聞き取り調査を行った11人のうちの全員が、ロメインレタス(5人)、ほうれん草(5人)、アイスバーグレタス(3人)及びサニーレタス(3人)等の様々な種類の葉物野菜を喫食したと報告した。
6. 現時点では、患者がTanimura & Antle社のロメインレタスを喫食して発症したかどうかを判断するのに十分な疫学的及び遡及調査の情報がない。他の製品が当該大腸菌集団感染株で汚染されている可能性があるかどうかを判断するための調査が進行中である。
7. CDCは更なる情報が入手され次第、公表する。
(※訳注)2020年11月10日現在、感染源が不明である米国の複数州にわたる腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染として、下記の3件が調査中である。
(1)初報10月28日、報告された患者数21人、8州、入院8人、死亡者1人
 詳細情報は、以下のURLから入手可能。
https://www.cdc.gov/ecoli/2020/o157h7-10-20a/index.html
(2)初報10月28日、報告された患者数23人、12州、入院10人、死亡者なし
 詳細情報は、以下のURLから入手可能。
https://www.cdc.gov/ecoli/2020/o157h7-10-20b/index.html
(3)本記事の事案:初報11月10日、報告された患者数12人、6州、入院5人、死亡者なし、リコールあり
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/ecoli/2020/o157h7-11-20/index.html
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