食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05480450184
タイトル ノルウェー食品安全庁(NFSA)、食品中の放射性物質に関する最新のモニタリング結果(2019年)を公表
資料日付 2020年9月18日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  ノルウェー食品安全庁(NFSA)は9月18日、食品中の放射性物質に関する最新のモニタリング結果(2019年)を公表した。概要は以下のとおり。
 このモニタリングプログラムは、食品中の放射性セシウムに関するもので、2016年に始まった。今般、2019年に収集された食品及び飲料水検体に関するモニタリング結果がまとまった。
 本モニタリングでは、1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故による放射性降下物の影響を受けた地域に由来する食品及び飲料水検体(751検体)について検査が行われた。うち630検体(訳注:英文サマリーでは629検体)は、めん羊肉(マトン)及びトナカイ肉であった。他に、非加熱喫食用加熱調理済み(RTE)乳製品、魚、ベリー類及びはちみつなどの120検体について検査が行われた。
 肉など、現地に由来する食品中のセシウム137の濃度は概して低かった。放射性物質濃度が高いと予見される汚染地域に由来する検体が収集されたことを考慮すれば、このことは特筆に値する。
 一部の検査結果は現行の基準値(ML)を超えていた。測定された濃度は、食品を摂取することによる健康影響が非常に低い濃度である。
 放射性セシウムがMLを超えていた10検体は、めん羊肉(マトン)9検体、及びブルノスト(訳注:乳清を煮詰めてクリームを加え凝固させて作る生乳チーズ)1検体であった。飼育トナカイの肉では、全ての検体でセシウム137濃度は相対的に低かった。それ以外の検体においても、濃度はそれぞれのMLを大幅に下回っていた。
 これらの結果から、現地の食品中のセシウム137濃度は、2016~2018年のモニタリング結果同様、全般的に低いことが示された。
 「食品中の放射性物質に関するモニタリング」(ノルウェー語、12ページ。英文サマリー付き)は以下のURLから入手可能。
https://www.mattilsynet.no/mat_og_vann/uonskede_stofferimaten/radioaktivitet/rapport_radioaktivitet_i_mat_resultater_fra_mattilsynets_overvaaking_2019.40402/binary/Rapport:%20Radioaktivitet%20i%20mat%20resultater%20fra%20Mattilsynets%20overv%C3%A5king%202019
地域 欧州
国・地方 ノルウェー
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) ノルウェー食品安全庁(NFSA)
URL https://www.mattilsynet.no/mat_og_vann/uonskede_stofferimaten/radioaktivitet/radioaktivitet_i_mat__resultater_fra_mattilsynets_overvaakingen_av_naeringsmidler_i_2019.40401
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