食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05460340104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、きくらげに関連した複数州にわたるサルモネラ属菌集団感染に関する情報を公表
資料日付 2020年9月24日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は9月24日、きくらげ(wood ear mushrooms)に関連した複数州にわたるサルモネラ属菌集団感染に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。
1. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、きくらげに関連した複数州にわたるSalmonella Stanleyの集団感染に関して調査を行っている。
2. 2020年9月24日時点で、S. Stanley集団感染株の感染者が41人、10州(カリフォルニア州、イリノイ州他)から報告されている。
3. 発症日は2020年1月21日から8月26日まで、患者の年齢は2歳から74歳、年齢中央値は27歳である。患者の62%が女性である。情報の得られた32人のうち、4人の入院が報告されている。死亡者の報告はない。
4. 患者から分離された26菌株の全ゲノムシークエンス解析(WGS)では、どの薬剤耐性も予測されなかった。CDCの全米薬剤耐性監視システム(NARMS)検査機関による標準薬剤感受性試験法を用いた試験が実施中である。
5. 疫学及び遡及調査の情報により、Wismettac Asian Foods社が供給した、きくらげが当該集団感染の原因である可能性が高いことが示されている。聞き取り調査で情報の得られた18人のうち16人(89%)が、発症前の1週間に飲食店でラーメンを喫食したと報告した。3州にあるラーメンを提供する飲食店で4つの患者クラスターが確認され、飲食店のクラスターに関連する患者9人のうちの8人(89%)が発症前の1週間に、きくらげ又はきくらげの入ったラーメンを喫食したと報告した。
6. 9月24日、Wismettac Asian Foods社は、カリフォルニア州公衆衛生局(CDPH)がその製品中にサルモネラ属菌を確認した後、全てのシラキクブランドの輸入乾燥きのこをリコールした。
7. Wismettac Asian Foods社が供給した乾燥きくらげを喫食、販売あるいは提供しないこと。当該きのこは飲食店のみに販売され、直接消費者には販売されていない。
8. 当該調査は進行中であり、CDCは更なる情報が入手され次第、公表する。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) -
URL https://www.cdc.gov/salmonella/stanley-09-20/index.html
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