食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05430930149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用鶏及び採卵用に飼養される鶏(採卵鶏ひな)に使用する飼料添加物としてのAvatec(登録商標) 150G(ラサロシドAナトリウムを含有する)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年8月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月3日、肉用鶏及び採卵用に飼養される鶏(採卵鶏ひな)に使用する飼料添加物としてのAvatec(登録商標) 150G(ラサロシドAナトリウムを含有する)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2020年7月1日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 2017年、EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、肉用鶏及び採卵鶏ひなへの使用における安全と考えられる用量に関して結論付けることはできなかった。また、当該添加物を、提案されている最小用量(ラサロシドAナトリウム75mg/kg飼料)でこれらの動物種に使用した場合の抗コクシジウム剤としての有効性に関しても結論に至らなかった。
 本意見書は、肉用鶏を使った新たな許容試験及び有効性試験に基づいており、これは以前の意見書の中で特定された懸念に対処するものである。更に、申請者は、最大用量を、ラサロシドAナトリウム125mg/kg完全配合飼料から100mg/kg完全配合飼料に引き下げることを提案した。追加された情報を根拠に、Avatec 150Gを肉用鶏用飼料に使用する場合の当該製品に由来するラサロシドAナトリウムの安全と考えられる用量は特定できないと結論付けられた。同パネルは、提案されている最小用量(ラサロシドAナトリウム75mg/kg完全配合飼料)で肉用鶏に当該製品を使用する場合の抗コクシジウム剤としての有効性に関して結論付ける状況にない。有効性が示された試験の数が不十分であることが理由である。これらの結論は採卵鶏ひなに拡大される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6202
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