食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05330520149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する香料としての1-オクテン-3-オールなど(化学物質グループ5)及びイソプレゴンなど(化学物質グループ8)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年2月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月19日、全動物種に使用する香料としての1-オクテン-3-オールなど(化学物質グループ5)及びイソプレゴンなど(化学物質グループ8)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2020年1月10日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 本意見書は、化学物質グループ5に属する1-オクテン-3-オール、1-ペンテンー3-オール、1-オクテン-3-オン、3-アセトキシー1-オクテン、イソプレゴール及び5-メチルヘプトー2-エンー4-オンと、化学物質グループ8に属するイソプレゴン及びα-ダマスコンに関するものである。現時点で、これらは香料として食品への使用が認可されている。
 EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、イソプレゴンについては純度が確立できなかったこと、また、α-ダマスコンについては遺伝毒性に関する評価が結論付けられていないことから、それぞれ安全性に関する評価を行うことはできなかった。
 イソプレゴールの使用は、提案されている最大用量である5mg/kg/完全配合飼料で、ネコを除く全動物種に対して安全であると結論付けられた。ネコに対して安全と考えられる用量は1mg/kg飼料である。
 5-メチルヘプトー2-エンー4-オンは、通常用量として提案されている1mg/kg完全配合飼料で全動物種に対して安全である。
 1-オクテンー3-オール、1-ペンテンー3ーオール、1-オクテンー3-オン及び3-アセトキシー1-オクテンに関しては、ネコを除く全動物種に対して安全と考えられる用量は1mg/kg完全配合飼料と算出された。ネコに対して安全と考えられる用量は0.6mg/kg飼料と算出された。
 これらの化合物を安全と考えられる最大用量で飼料に使用することは、消費者の安全性への懸念とはならないと考えられる。また、環境に対して安全であると判断される。
 これらの化合物は、香料として食品に使用されており、飼料における機能は本質的に同じであることから、有効性に関するこれ以上の立証は不要である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6002
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