食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05330100149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物としての水素添加ポリ-1-デセン(E907)の再評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2020年2月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は2月28日、食品添加物としての水素添加ポリ-1-デセン(hydrogenated poly‐1‐decene)(E907)の再評価に関する科学的意見書(2020年1月30日採択、19ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.6034)を公表した。概要は以下のとおり。 EFSAの「食品添加物及び香料に関する科学パネル」(FAFパネル)は、食品添加物として使用される場合の水素添加ポリ-1-デセン(E907)の安全性を再評価する科学的意見書を提出した。当該物質は欧州議会及び理事会規則(EC) No 1333/2008付属書IIの規定に従って、欧州連合(EU)における食品添加物として認可されている。 当該物質は急性毒性が低く、遺伝毒性に関する懸念を引き起こさない。毒性、発がん性及び生殖並びに発生毒性学的試験は入手できなかった。したがってFAFパネルは、ラットにおける亜慢性試験において特定された無毒性量(NOAEL)に基づき許容一日摂取量(ADI)を導出し、20mg/kg体重(bw)/日のADIを設定した。 食品添加物として使用される水素添加ポリ-1-デセン(E907)への食品由来ばく露量は、規制上の最大レベルのばく露量評価シナリオに基づき算出された。当該物質への平均ばく露量は乳児におけるばく露量無し~幼児における2.35mg/kg体重/日の範囲であった。高ばく露量は、乳児及び成人における0mg/kg体重/日~幼児における6.69mg/kg体重/日の範囲であった。同シナリオにおける推定ばく露量は、全集団グループに対する20mg/kg体重/日のADIを上回らなかった。 FAFパネルは、最大許容レベルで使用される場合、水素添加ポリ-1-デセン(E907)へのばく露量は安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6034 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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