食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05320050149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えTrichoderma reesei RF5703株由来の食品用酵素キシラナーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年1月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月23日、遺伝子組換えTrichoderma reesei RF5703株由来の食品用酵素キシラナーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 遺伝子組換えに関しては、安全性の懸念を引き起こさない。当該食品用酵素は、生産に使用した菌株も組換えDNAも含まない。当該キシラナーゼは、醸造工程、でん粉生産の穀類加工及びグルテンに使用することを意図している。
 食品用酵素中の残留物は穀類加工中に取り除かれるため、摂食由来のばく露量は醸造工程に対してのみ算出した。
 醸造工程の最大使用レベルに基づき、当該食品用酵素による総有機固形物(TOS)への摂食由来のばく露量は、最大で0.023 mg TOS/kg体重/日と推定された。遺伝毒性試験では安全性への懸念は生じなかった。全身毒性は、ラットにおける90日間反復経口投与毒性試験により評価した。「食品接触材料、酵素及び加工助剤に関するパネル」(CEPパネル)は、無毒性量(NOAEL)が試験における最大用量の1
,000mgTOS/kg体重/日であると特定し、MOE(ばく露マージン)は高く、少なくとも43
,000となった。
 既知のアレルゲンとのアミノ酸配列の類似性を調べ、合致するものは見出されなかった。CEPパネルは、意図した使用条件下で、摂食由来のばく露によるアレルギーの感作及び誘発(elicitation)反応のリスクは除外できないが、そのような反応の起こる可能性は低いと見なした。
 CEPパネルは、提供されたデータ及び意図した食品製造工程におけるTOSの除去に基づき、当該食品用酵素が意図した使用条件下で安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5974
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