食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05310600149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、家畜飼料の精油中の複数の化学物質が及ぼす動物への衛生リスク評価に関するテクニカルレポートを公表
資料日付 2020年1月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月30日、農場動物用の精油中の複数の化学物質が及ぼす動物への衛生リスク評価に関するテクニカルレポート(2019年12月10日承認、21ページ、doi: 10.2903/sp.efsa.2020.EN-1760)を公表した。概要は以下のとおり。
 本テクニカルレポートは、混合物全体及び成分に基づくアプローチ(WMA:whole mixture approaches及びCBA:component-based approaches)を用いた、精油中の複数の化学物質への複合ばく露の動物衛生のリスク評価に関するEFSAのMIXTOXガイダンスを実践する。MIXTOXガイダンスから得られる調整された段階的な方法が、保守的なシナリオ、入手可能なデータ及びツールを用いて、問題の定式化、ばく露量評価、ハザード評価及びリスク判定に対して適用される。CBAの精緻化のための選択肢が、ばく露量評価及びハザードの評価(毒性及びトキシコキネティックデータ及びモデル)の各段階及びリスク判定法の適用に関して提案されている。
 ばく露量評価の場合、評価グループの混合物全体又は各成分のばく露量の指標は、飼料中の精油の最大使用レベルと各家畜の体重で補正した飼料摂取パターンを組み合わせて導出される。
 ハザード評価の場合、特定種における複合慢性ばく露量は、各家畜における慢性の耐容試験、又は試験種に関する(亜)慢性毒性試験から得られるリファレンスポイントのデータ収集を必要とする。
 WMAの場合、混合物全体の慢性毒性が使用され、不確実性係数で除される。
 CBAの場合、各評価グループにおける各有効成分に関する慢性毒性データが収集される。
 WMA及びCBAを用いるリスク評価の場合、ばく露マージン法及び複合ばく露マージン法が各々適用される。
 CBAの精緻化のために提案される選択肢には、化学物質のグループ化に関する特定の毒性影響の使用、及び各家畜に関するトキシコキネティックデータ及び生理学に基づく包括的なキネティックモデルの使用が含まれる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1760
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