食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05310520149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、「食品又は飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推薦された生物学的作用因子でEFSAに通知されたリストの更新11:2019年9月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」に係るステートメントを公表
資料日付 2020年2月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月3日、「食品又は飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推薦された生物学的作用因子でEFSAに通知されたリストの更新11:2019年9月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」に係るステートメント(57ページ、2019年12月12日承認)を公表した。概要は以下のとおり。
 安全性適格推定(Qualified presumption of safety: QPS)は、EFSAの科学パネルを支援するため、生物学的作用因子に関し一般的な安全性評価を提供するために開発された。分類学的同一性、知識体系、安全性の懸念及び薬剤耐性について評価が行われる。ある分類単位(TU)に関し特定された安全性の懸念は、可能であれば、株又は製品レベルで確認され、「資格(qualifications)」に反映される。
 以前に推薦されたQPS分類単位及びそれらの資格を変更するような新たな情報は見つからなかった。EFSAに通知された微生物のリストは、2019年4月から同年9月までの間、54の生物学的作用因子について更新された。23因子はすでにQPSステータスを取得しており、14因子はQPSの行使から除外されていた(糸状菌7件、Escherichia coli 6件、Sphingomonas paucimobilisはすでに評価済み)。16の分類単位に該当する17の作用因子がQPSステータスの可能性について評価され、これらのうち14因子が初めて評価された。Protaminobacter rubrumは過去に評価されており、正式な種でないため除外された。8分類単位がQPSステータスに推薦された。
 Lactobacillus parafarraginis及びZygosaccharomyces rouxiiのQPSリストへの追加が推薦された。Parageobacillus thermoglucosidasius及びPaenibacillus illinoisensisは「生産目的に限定」及び毒素産生の可能性がないことを条件にQPSリストに推薦できる。Bacillus velezensisは毒素産生の可能性がないこと、そしてアミノグリコシド産生については、これをコードする遺伝子を含め不在であることを条件にQPSリストに推薦できる。Cupriavidus necator、Aurantiochytrium limacinum及びTetraselmis chuiiは生産目的に限りQPSリストに推薦できる。Pantoea ananatisは植物への潜在的な病原性に関連した知識体系が欠如しているためQPSリストに推薦されない。Corynebacterium stationis、Hamamotoa singularis、Rhodococcus aetherivorans及びRhodococcus ruberは知識体系の欠如のためQPSリストに推薦できない。Kodamaea ohmeriは安全性の懸念のためQPSリストに推薦できない。
 当該ステートメントは以下のURLから入手可能。
https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.2903/j.efsa.2020.5965
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5965
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