食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05270460470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、抗菌性物質使用に関する2018年疫学報告書を公表
資料日付 2019年11月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は11月18日、抗菌性物質使用に関する2018年疫学報告書を公表した(24ページ)。概要は以下のとおり。
 欧州連合(EU)加盟国26か国及び欧州経済領域(EEA)2か国(アイスランド及びノルウェー)の計28か国が2018年の抗菌性物質使用量に関するデータを報告した。24か国が市中(community)及び病院部門(hospital sector)での使用について、3か国が市中での使用についてのみ、1か国が市中・病院の区別を付けていない総使用量を報告している。
 抗菌性物質使用量は一日維持投与量(DDDs: Defined Daily Doses)/住民千人/日の数値で示されている。10年間の傾向を評価するため、過去のデータ及び2018年のデータの分析に、解剖治療化学分類(ATC)/DDD Index 2019が使用された。
 2018年のEU/EEAにおける全身性使用(ATCグループJ01)の抗細菌性物質の平均総使用量(市中及び病院部門合計)は、20.1DDD/住民千人/日(国別範囲:9.7~34.0)であった。2009年から2018年の間、EU/EEA全体としては統計的に有意な変化は見られなかった。しかしながら、11か国で統計的に有意な減少傾向が観察され、4か国で有意な増加傾向が見られた。
 両部門(市中及び病院部門合計)における全身性使用(ATCグループJ05)の抗ウイルス性物質の平均使用量は2.2DDD/住民千人/日(国別範囲:0.51~6.78)であった。
 抗菌性物質使用量の最も新しいデータはECDCウェブサイトの公共ESAC-Netインタラクティブデータベースから入手可能である。
 当該報告書は以下のURLから入手可能。
https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/Antimicrobial-consumption-EU-EEA.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) -
URL https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/surveillance-antimicrobial-consumption-europe-2018
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