食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05270240476
タイトル オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)、公報No.23を公表
資料日付 2019年11月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)は11月19日、公報No.23を公表した。概要は以下のとおり。
1. 農薬とその表示の認可(34製品)
2. 動物用医薬品とその表示の認可(14製品)
3. 有効成分の認可(10成分)
4. 新規有効成分:エトフェンプロックス
 エトフェンプロックス(Etofenprox)は、クイーンズランドミバエ及び地中海ミバエを防除するため、核果タイプの果実での使用が提案されている殺虫剤。APVMAは、エトフェンプロックスの許容一日摂取量(ADI)を0.03mg/kg体重/日、急性参照用量(ARfD)を1mg/kg体重/日と設定した。意見募集は通知日から28日間。
5. 新規農薬有効成分:メソトリオン
 メソトリオン(Mesotrione)は、小麦、大麦、デュラム小麦において広葉草本の防除に使用する新規有効成分。APVMAは、メソトリオンのADIを0.01mg/kg体重/日、ARfDを0.1mg/kg体重/日と設定した。意見募集は通知日から28日間。
6. 新規化学製品:メソトリオンを含むCallisto Herbicide(製品名)
 使用目的は小麦及び大麦における広葉草本の発芽制御。APVMAは、安全性基準、有効性基準、貿易基準に従った評価結果の概要を記載。意見募集は通知日から28日間。
7. 残留基準値(MRL)基準の改正
8. オーストラリア・ニュージーランド食品基準法35のスケジュール20を改正する提案
 化学物質7種の残留基準値を提案。意見募集は2019年12月6日まで。
9. ネオニコチノイドの承認と登録の再検討
 ネオニコチノイドは、農業において、土壌とサトウキビ、綿及び柑橘類の葉の害虫の両方を制御するほか、複数の対象及び用途で使用されている。ネオニコチノイドは2019年のレビューに指定され、環境へのリスク(使用対象でない無脊椎動物、鳥類及び小型哺乳類を含む)に関する新しい科学的情報の評価のフォローが優先設定された。再検討事項は地域における許容できない環境リスクの可能性に焦点を当てている。 APVMAは、潜在的なリスクを管理するために、製品登録の次の環境面を評価している:(これらに限定しない)水質悪化、環境媒体(土壌、水、堆積物)の持続性、植物の移動、環境内の分配(例 堆積、吸着)、魚、標的でない無脊椎動物及び底生生物に対する毒性。再検討事項と再検討の理由について書面で意見を提出することができる。意見募集は2020年2月3日まで。
 公報No.23(71ページ)は以下のURLから入手可能。
https://apvma.gov.au/sites/default/files/apvma_gazette_23_19_november_2019.pdf
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)
情報源(報道) -
URL https://apvma.gov.au/node/57766
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