食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05170560475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、子供、高齢者、妊婦又は授乳婦の栄養に関する意見書を公表
資料日付 2019年6月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は6月25日、子供、高齢者、妊婦又は授乳婦の栄養に関する意見書を公表した。
 国民健康栄養計画(PNNS)の一環で、ANSESは成人及び特定の集団のための食事の基準を作成している。これらの基準は、食事についての国民の健康に関する政策及び推奨事項の基となる科学的な基盤である。
 2017年ANSESは、慢性疾患リスクの予防、及び食品中の特定の化学汚染物質へのばく露の抑制ために、主な食品グループについて一般成人に必要な栄養を満たす新たな基準を作成した。
 今回は更に、0~17歳の子供、高齢者、妊婦又は授乳婦といった特定の集団の食事の基準に関する4件の新たな意見書を公表した。これらの各々の集団の特性及び必要な栄養、また3歳を超えた国民については疫学データ及びフランスの現在の栄養摂取データを考慮した。
 調査結果は、栄養に関する健康リスクは検討された各々の集団に特有であり、またこれらのリスクは健康的で多様な食品によって削減できると強調する。
 質的な観点から、4歳以上については、成人の食事基準の単純な調整によって特定の集団に必要な栄養を満たすことができると結論付けた。ANSESはこれらすべての集団に必要な栄養を満たすために特有の基準を提案する。
 4歳以上の子供に関しては、特に最年少子供の糖分の過剰摂取を警告する(4~7歳では75%、8~12歳では60%、13~17歳では25%が過剰摂取)。また、リスクを削減するための対策を直ちに実施することを当局に強調する。
 間食時に頻繁に提供される糖分入り飲料及び甘い菓子を削減することを特に強調する。これらの食品は糖分を多量に含み、栄養の利点は少ない。砂糖を含まない乳製品又はカルシウムが豊富な他の食品及び生の果物(即ち、非加工食品)、ナッツのような栄養の質の良い他の食品を代わりに摂取することが適切である。
 妊娠中又は授乳中に母親及び子供の健康に特有な利点のある食品は、乳製品、果物、野菜、魚であることを明らかにした。これらの食品の摂取によって、鉄、ヨウ素、ビタミンB9(即ち葉酸)、授乳婦のみについてはビタミンA及びCのようなこれらの集団に必要不可欠な特定の栄養素を満たすことができる。
  「特定の国民集団のための食事基準」の要旨、 4件の意見書及び要約は下記URLから入手可能。
https://www.anses.fr/fr/system/files/PRES2019DPA02.pdf
https://www.anses.fr/fr/system/files/NUT2017SA0145.pdf
https://www.anses.fr/fr/system/files/NUT2017SA0142.pdf
https://www.anses.fr/fr/system/files/NUT2017SA0141.pdf
https://www.anses.fr/fr/system/files/NUT2017SA0143.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) -
URL https://www.anses.fr/fr/content/nutrition-des-enfants-des-personnes-%C3%A2g%C3%A9es-et-des-femmes-enceintes-ou-allaitantes-l%E2%80%99anses
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