食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05160470149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する官能的添加物(sensory additive)としてのカルダモン(Elettaria cardamomum(L.)Maton)由来のエッセンシャルオイルの安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2019年6月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月6日、全動物種に使用する官能的添加物(sensory additive)としてのカルダモン(Elettaria cardamomum(L.)Maton)由来のエッセンシャルオイルの安全性及び有効性に関する科学的意見書(2019年5月14日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該エッセンシャルオイルに関する特性分析の結果、成分の99%超に当たる37の化合物が特定された。そのうち、最も多かったのは、テルピネオールアセテート(35%超)及び1
,8-シネオール(20%超)であった。
 当該飼料添加物自体に関する毒性学的データはないことから、混合物としての当該エッセンシャルオイルの安全性に関する評価には、化合物主体の手法が用いられた。構造及び代謝が類似していることから、カルダモンオイルの成分は7つの評価グループに分類された。これらの成分間における毒性学的に関連する相互反応はないと推定し、各グループにおいて、用量を加算し、ばく露量との組み合わせからばく露マージンを算出する用量相加(dose addition)が、リスク特性分析の根拠として用いられた。
 EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、本評価の対象である添加物は、提案されている用量である5mg/㎏飼料で全動物種に対して安全であると結論付けた。飲水投与の場合は、5mg/Lの濃度で全動物種に対して安全であると考えられる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2019.5721
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