食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05150220149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ベンタゾンの補強データの評価に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2019年5月22日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月22日、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005の第12条に基づく農薬有効成分ベンタゾン(bentazone)に関する残留基準値(MRL)のレビュー後に提出された補強データの評価に関する理由を付した意見書(2019年4月8日承認、38ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5704)を公表した。概要は以下のとおり。 BASF SE社はオランダの管理当局に対して、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005の第12条に基づくMRLレビューの枠組みにおいてベンタゾンに関して補強データを評価するよう申請書を提出した。 データギャップに対応するために、新たな家畜飼養試験、家畜の組織及び乳におけるベンタゾン及び6-ヒドロキシベンタゾン(6‐hydroxy bentazone)の貯蔵安定性データが提出された。ばれいしょに関するデータギャップの対応には、調整し緩和した農業生産工程管理(GAPs)が報告され、サポートする残留物データが提出された。脂肪及びハーブ抽出物における分析手法に関するデータギャップはピアレビューの枠組みにおいて対応された。リーキ(西洋ねぎ)における残留物試験に関するデータギャップは対応されなかった。ハーブ抽出物に関するGAPの明確化に関して申請者及び(又は)EU加盟国から更なる補強が必要である。 要請された補強データをサポートする提出情報に基づき、ばれいしょ、リーキ、豚の脂肪及び腎臓、牛、馬、ヤギ、ヒツジの脂肪及び肝臓、及び乳に関するベンタゾンのEUのMRLsを改定する必要がある。ピアレビューにより導出された新たな毒性学的基準値を用いて、MRLレビューにおいて実施された消費者リスク評価が更新された。消費者の摂取懸念は特定されなかった。 EFSAによる主なMRLの改定案は次のとおり。 品目 現行MRL mg/kg MRL改定案 mg/kg ばれいしょ 0.2 0.15 リーキ 0.15 0.03 豚の脂肪 0.15 0.02 乳 0.02 0.03 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5704 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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