食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05130390470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、カンピロバクター感染症に関する2017年疫学報告書を公表
資料日付 2019年4月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は4月8日、カンピロバクター感染症に関する2017年疫学報告書を公表した(6ページ)。主な内容は以下のとおり。
1. カンピロバクターは2005年から2017年まで、欧州において最も多く報告されたヒトの胃腸病原細菌である。
2. 2017年に欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)29か国で報告されたカンピロバクター感染症確定症例は250
,161件であった。EU/EEA全体の届出率は人口10万対64.9症例であり、過去数年と同等であった。同症による死亡と報告された者は2016年の62名から2017年では72名と増加し、確定症例中の死亡者の76.4%は65歳以上の年齢グループであった。
3. 2017年において、年齢が確認できる確定症例249
,776件のうち5歳未満の子供が最も多く13.4%を占め、同年齢グループの届出率は人口10万対138.0症例であった。
4. 同症は、夏期(6月から8月)に鋭いピークと年初(1月)に小さなピークが見られる明確な季節性を示した。
5. 多くの国で家きん肉はヒトのカンピロバクター感染症の主要な食品汚染源である。レゼルボア(病原巣)の家きん全体(環境への移行、直接的な動物との接触、家きん肉の喫食や調理を含む)では、同症症例の最大で80%の原因となっていると推定された。その他の汚染源としては、消毒されていない飲料水や野鳥、ペットや環境が確認された。

 当該報告書は以下のURLから入手可能。
http://ecdc.europa.eu/sites/portal/files/documents/AER_for_2017-campylobacteriosis.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) -
URL https://ecdc.europa.eu/en/publications-data/campylobacteriosis-annual-epidemiological-report-2017
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