食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05130040482 |
タイトル | 香港食物環境衛生署食物安全センター、地元市場の水産物中の有機スズ化合物に関するリスク評価研究の結果を公表 |
資料日付 | 2019年4月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 香港食物環境衛生署食物安全センターは4月10日、地元市場の水産物中の有機スズ化合物(OTC)に関するリスク評価研究の結果を公表した。概要は以下のとおり。 水産物の消費を通じた香港成人市民のこれら化学物質に対するばく露を推定し、関連する健康リスクを評価する目的で、小売店レベルで約340の水産物検体を収集した。 この研究で扱われたOTCは、 トリブチルスズ(TBT)、トリフェニルスズ(TPT)、ジブチルスズ(DBT)及びジオクチルスズ(DOT)の4種類である。 センターは地元市場から3グループの水産物合計341検体を収集した。魚類(ソウギョ、サーモンなど)、甲殻類(カニ、エビなど)、 軟体動物類(イカ、しじみなど)で、 205の検体(60%)が少なくとも1つのOTCを含み、最も多く検出されたのはTPTで、続いてTBT、DBT、DOTであった。 各水産物グループのOTC総含量の平均で比較すると、魚類が最も高く(スズ(Sn)として24 μg/kg)、次いで軟体動物類(15μg/kg)、甲殻類(14μg/kg)であった。 同グループの水産物でも検体間で非常に大きく異なることが判明した。 食物ばく露に関し、魚類では、総OTCばく露量は、Snとして1日当たり体重1kg当りで、成人の平均的消費者で0.02μg/kg bw、高消費者で0.057μg/kg bwであった。いずれも、欧州食品安全機関(EFSA)によって設定されたTBT、TPT、DBT及びDOTについての有機スズ化合物の健康影響に基づく指標値(HBGV)を下回り、 HBGVの約20%と57%であった。研究結果は香港の成人市民が地元市場で入手可能な水産物からのOTCばく露による健康への有害影響は大きくないことを示した。 |
地域 | アジア |
国・地方 | 香港 |
情報源(公的機関) | 香港食物環境衛生署食物安全センター |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.cfs.gov.hk/tc_chi/press/20190410_7405.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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